これまでのあらすじ
『病迷悪夢』
ルビー「ッハァッ!」
試合開始、とモニターから掛け声が掛かった直後
ルビーが、烈華に殴り、蹴り掛かる
烈華「ッ……!」
攻撃を見切り、一つ一つ避けていく
ルビー「チッ、此処まで遣って、もう体力限界かと思ったのに……未だ力が有り余ってるなんて」
烈華「未だ未だ私は戦える、人間舐めないで!」
その台詞に、一瞬顔を顰めるルビー
ルビー「………ふん、ならば…………」
攻撃を止め、後ろに蹴って烈華と距離を取る
烈華「…?!」
________何を、する気………?________
烈華もまた、距離を取る
ニヤッと、ルビーが嗤い、地面に手を付く
ルビー「あら、仕掛けて来ないの。私が引いたのを好機と見たのかしら?でも残念」
烈華「……?…………!!」
________未来予知
________此れは………避けられない………!?________
ルビー「赤属性だろうが、所詮は人間。暑さには、完全には耐えられないのよ。
《『ロックヒート』》!!」
烈華「っ………あ、暑ッ…!」
ルビーが放った必殺技
此れは攻撃系ではなく、ゲームで言う所の相手のステータスを下げるような技
地面を高温に熱し、其の熱で相手の素早さと体力を奪う
地面に手を付けていたルビーが、低い体勢のままもう一度烈華に攻撃を仕掛ける
烈華「ッ…はァ……ッ…!」
熱で体力を奪われつつも、攻撃を見切り、避ける
ルビー「ッチ、此れでも未だ避けられるっていうの?でも、此れは如何かしら!!」
両足をちゃんと地面に付け、更に低い体勢になって、両腕を後ろに下げる
烈華「ハァ…ッ………させない、《『吹荒風(チェイファングウェントゥス)』》、吹き飛べッ!!」
ルビー「《『ヒートアップクロ……………キャァッ!?」
ルビーが技を放つよりも先に、烈華が技を放つ
竜巻が発生
其の竜巻が、ルビーの身体に纏わり、空高く舞い上げる
其の竜巻の中で、数度ダメージが入る
更に、此の技は赤属性に対して更に力を持つ
ルビー「ッ、ぐ……」
竜巻が止み、ルビーの身体が落ちてくる
が、宙で体勢を整えて着地
烈華「……………」
________今ので倒れないなんて………悪夢の住人、矢張り強い…!________
ルビー「……、ふ、ふふ………よくもやってくれたわね………」
烈華「……!?」
________何故、
何故、笑っている……?________
小さく、肩を揺らして笑っているルビー
低い体勢で、もう一度手を地面に付き
ルビー「《『ロックヒート』》!!」
烈華「な……!」
また更に、地面の温度を上げる
つまり、体力、素早さ低下が更に早くなる
烈華「ッ………」
________あつ、い………________
微かに目眩がし始める
暑い
熱い
汗が流れる
ルビー「ふふ、そんな身体の状態で、
此の攻撃が避けられるかしら?!」
低い体勢で、両腕を後ろに下げながら、走り掛かる
ルビーの手が、腕が、徐々に赤くなる
烈華「ッ………はァ……ハァッ………」
汗を拭い、避ける体勢を作る
________避け、られ……________
ルビー「アハハッ、《『ヒートアップクロス』》!!」
烈華「キャァ……ッ!」
赤々と輝くルビーの腕
高温となった其れで、クロスチョップで攻撃
…………………
________嘘、避けられ、なかった……?________
何故、
何故、
何故?
其れは、素早さもそうだが、体力の消耗が予想以上にあったから
急所は外したが、かなりのダメージを受けた
身体が吹っ飛ぶ
________意識が………________
熱で意識が朦朧している
烈華「ッ……う、……」
飛ばされて、地面にうつ伏せ状態で倒れる
________此の侭………私は、倒れるの………?
嫌、其れだけは嫌……!
勝って、皆の所に帰るんだ………
絶対、
……勝つ!________
烈華「ッ……」
ルビー「………!……あら」
________未だ、意識があるなんて……________
ゆっくり、ゆっくりと、立ち上がる
足が、フラフラとする
だから、足を開き、低い体勢で立つ
烈華「……………」
キッと、ルビーを見る
________獲物を狩る様な目で……
________あの技は、完全には扱いきれてない。ライアさんの元で、帝斗と一緒に修行した此の技。
………でも、形勢逆転するには、此れしか無い________
烈華「ッ………ス________…………
…………フ________ゥ………」
深く息を吸い込み
吐き出す
________よし________
烈華「私は、絶対に
勝つ!」
低い体勢から、直立になる
両腕を上に上げる
すると、炎が突然烈華を取り囲む
________巫女は微かに、笑っていた
________________________
帝斗「………あれは……!」
________真逆、新技を遣るつもりか………………!?________
………………
チラリと周り、特に男子勢を見る
帝斗「……不味いな…………僕は少し見たい一心なんだけど、他の人達に見られるとなると…………仕様がない。……」
モニターを観ているメアに近付く
帝斗「メアさん、メアさん。一寸お話が………耳を貸してください」
メア「何だ突然。まあいいが」
帝斗「実は、________________________………」
こそこそと耳打ちをする
メア「………へぇ?で、其の新技を遣って使い終わった後、烈華の身体を隠せと?
………よく言った。但し、
見たらお前も殴るから、其処は覚悟しておけ」
帝斗「ひ………は、はい」
顔が青くなる帝斗
徠亜「おっ、あれは例の新技か?此処でお披露目か、ふむ」
腕を組みながら、モニターを観る徠亜であった
________________________
ルビー「ッ………!?」
________何、此の気は…………________
余裕だったが、少し、警戒をする
一方、烈華は、変わらず少し微笑んでいた
烈華を取り囲む炎が、形を変えてくる
________其れは宛ら、鎧の様………
烈華「《『天照の鎧』》」
ルビー「闘力………な、900万?!」
________『天照の鎧』
烈華の新技である
炎を鎧の様に纏うと、闘力が跳ね上がる様に上昇し、攻撃と防御が大幅パワーアップする
然し難点が一つ
コントロールとシールドを上手く扱わないと、色々と大変な事になる
………色々と
烈華「………体力増加、闘力も増加。
________ッ!」
其の場から、一気にルビーの目の前まで行く
常人には目に見えない速さで
ルビーには見えていた様だが………
ルビー「な、いつの間に……」
烈華「ハァッ!!」
ルビー「ぐ、ッァ!」
突然の事で対応出来ず、攻撃を直に食らう
其の威力は、強い
今度はルビーの身体が吹っ飛ぶ
ルビー「く………ッ、なんの!」
飛ばされる途中で地面に手を付き、縦に一回転して立ち上がる
顔には苦痛の表情
ルビー「此の程度で………《『ヒートアップクロス』》!」
もう一度此の技を仕掛ける
が、
烈華「《『天照の鎧 - 盾(シールド)』》!っ、やァッ!!」
ルビー「嘘ッ、が……ァッ!!」
攻撃は防がれ、そしてまた食らう
________くそ、くそ………ぅ
ならば、此の技を使うしか……!________
もう一度同じ方法で、体勢を立て直し、立ち上がる
ルビー「フィールド全体を蒸発させる程の高熱を放つ此の技、耐えられるかしら!!?
《『ブラストイクリプション』》!!」
力は途轍もなく大きく、約95.5%と言う高確率で相手を戦闘不能にさせる
烈華は………?
烈華「ぐ……あっつ………!……だけど、私は負けない!!」
暑さは恐ろしい
然し、立っていた
ルビー「嘘……此の技で倒れないなんて……ッ!?」
また、いつの間にか、烈華が目の前に来ている
烈華「此れでッ………
終わりよ!!」
ルビー「ッぐ、あ、ァ、アアアアアアアアッ!!!」
物凄い威力の打撃
ルビーの身体は空高く投げ出され
蒸発するように消えた
________勝者、麟月 烈華
鎧を纏ったままの身体が、フィールドから消える
________________________
銃菜「おかえり烈華……ッて熱ッ!?」
烈華「あっ、不味い、鎧の効果が切れ………」
メア「うわっ、ちょっ、待って!"見えなき闇夜よ、辺りを覆い尽くせ"________《『死霊秘宝 - 黒魔術・縛影眼(シャドウアイ)》』!!」
烈華「あっ、服が燃え尽きて………えっ」
メアの魔術で放った闇が、烈華の身体(顔は残す)を覆い隠す
が、一瞬間に合わず
………………
メア「……見た奴は手を上げろ」
「「「………………」」」
男子一同が目を逸らす
因みに紳士である棘葉は、烈華が此処に戻って来た直後に何かを感じて、後ろを見ている(※全く見てない)
……………
と、メアが黒く嗤う
メア「………へぇ、棘葉以外見ちゃったの………?帝斗……お前も何気に見たんだなァ?……………よし、全員覚悟しろ」
拳「えっ、ちょっ、メア待ってがァッ!?」
\アッー/
見事に鉄拳制裁を食らった男子一同(棘葉は除く)だった
悠「………本当に怒らせたらヤバい人だ」
小姫「誰も逆らえ無さそうですね………」
モノン「うはー、痛そー」
ジェラ「………本気で殴ってない様に見えましたわ」
拳「あ、が………ガ……」
________頭陥没するかと思った……________
男子全員(棘葉は((ry)頭を抱えている
煙がシュゥゥ……と小さく立ち昇ってるのが見える
烈華「………あー、えっと、その………有難う?」
メア「どういたしまして。………服如何するか、同じ巫女服でも着るか。ほら」
と、何処かからか烈華が着ていたのと全く同じ巫女服が出て来る
「扱い雑過ぎないか!?」
………同じ巫女服を持った吸血鬼が出て来た
烈華「………!?」
メア「事前に此の技について帝斗から聞いてたから、取り敢えずかと思って良い腕前の仕立屋に頼んだいた。はい」
烈華「あ、有難う」
……………………
________なんか有難い事に下着も揃ってる________
闇で包まれ、身体を隠している空間の中で、考えながら着替える烈華であった
________21勝
試合開始、とモニターから掛け声が掛かった直後
ルビーが、烈華に殴り、蹴り掛かる
烈華「ッ……!」
攻撃を見切り、一つ一つ避けていく
ルビー「チッ、此処まで遣って、もう体力限界かと思ったのに……未だ力が有り余ってるなんて」
烈華「未だ未だ私は戦える、人間舐めないで!」
その台詞に、一瞬顔を顰めるルビー
ルビー「………ふん、ならば…………」
攻撃を止め、後ろに蹴って烈華と距離を取る
烈華「…?!」
________何を、する気………?________
烈華もまた、距離を取る
ニヤッと、ルビーが嗤い、地面に手を付く
ルビー「あら、仕掛けて来ないの。私が引いたのを好機と見たのかしら?でも残念」
烈華「……?…………!!」
________未来予知
________此れは………避けられない………!?________
ルビー「赤属性だろうが、所詮は人間。暑さには、完全には耐えられないのよ。
《『ロックヒート』》!!」
烈華「っ………あ、暑ッ…!」
ルビーが放った必殺技
此れは攻撃系ではなく、ゲームで言う所の相手のステータスを下げるような技
地面を高温に熱し、其の熱で相手の素早さと体力を奪う
地面に手を付けていたルビーが、低い体勢のままもう一度烈華に攻撃を仕掛ける
烈華「ッ…はァ……ッ…!」
熱で体力を奪われつつも、攻撃を見切り、避ける
ルビー「ッチ、此れでも未だ避けられるっていうの?でも、此れは如何かしら!!」
両足をちゃんと地面に付け、更に低い体勢になって、両腕を後ろに下げる
烈華「ハァ…ッ………させない、《『吹荒風(チェイファングウェントゥス)』》、吹き飛べッ!!」
ルビー「《『ヒートアップクロ……………キャァッ!?」
ルビーが技を放つよりも先に、烈華が技を放つ
竜巻が発生
其の竜巻が、ルビーの身体に纏わり、空高く舞い上げる
其の竜巻の中で、数度ダメージが入る
更に、此の技は赤属性に対して更に力を持つ
ルビー「ッ、ぐ……」
竜巻が止み、ルビーの身体が落ちてくる
が、宙で体勢を整えて着地
烈華「……………」
________今ので倒れないなんて………悪夢の住人、矢張り強い…!________
ルビー「……、ふ、ふふ………よくもやってくれたわね………」
烈華「……!?」
________何故、
何故、笑っている……?________
小さく、肩を揺らして笑っているルビー
低い体勢で、もう一度手を地面に付き
ルビー「《『ロックヒート』》!!」
烈華「な……!」
また更に、地面の温度を上げる
つまり、体力、素早さ低下が更に早くなる
烈華「ッ………」
________あつ、い………________
微かに目眩がし始める
暑い
熱い
汗が流れる
ルビー「ふふ、そんな身体の状態で、
此の攻撃が避けられるかしら?!」
低い体勢で、両腕を後ろに下げながら、走り掛かる
ルビーの手が、腕が、徐々に赤くなる
烈華「ッ………はァ……ハァッ………」
汗を拭い、避ける体勢を作る
________避け、られ……________
ルビー「アハハッ、《『ヒートアップクロス』》!!」
烈華「キャァ……ッ!」
赤々と輝くルビーの腕
高温となった其れで、クロスチョップで攻撃
…………………
________嘘、避けられ、なかった……?________
何故、
何故、
何故?
其れは、素早さもそうだが、体力の消耗が予想以上にあったから
急所は外したが、かなりのダメージを受けた
身体が吹っ飛ぶ
________意識が………________
熱で意識が朦朧している
烈華「ッ……う、……」
飛ばされて、地面にうつ伏せ状態で倒れる
________此の侭………私は、倒れるの………?
嫌、其れだけは嫌……!
勝って、皆の所に帰るんだ………
絶対、
……勝つ!________
烈華「ッ……」
ルビー「………!……あら」
________未だ、意識があるなんて……________
ゆっくり、ゆっくりと、立ち上がる
足が、フラフラとする
だから、足を開き、低い体勢で立つ
烈華「……………」
キッと、ルビーを見る
________獲物を狩る様な目で……
________あの技は、完全には扱いきれてない。ライアさんの元で、帝斗と一緒に修行した此の技。
………でも、形勢逆転するには、此れしか無い________
烈華「ッ………ス________…………
…………フ________ゥ………」
深く息を吸い込み
吐き出す
________よし________
烈華「私は、絶対に
勝つ!」
低い体勢から、直立になる
両腕を上に上げる
すると、炎が突然烈華を取り囲む
________巫女は微かに、笑っていた
________________________
帝斗「………あれは……!」
________真逆、新技を遣るつもりか………………!?________
………………
チラリと周り、特に男子勢を見る
帝斗「……不味いな…………僕は少し見たい一心なんだけど、他の人達に見られるとなると…………仕様がない。……」
モニターを観ているメアに近付く
帝斗「メアさん、メアさん。一寸お話が………耳を貸してください」
メア「何だ突然。まあいいが」
帝斗「実は、________________________………」
こそこそと耳打ちをする
メア「………へぇ?で、其の新技を遣って使い終わった後、烈華の身体を隠せと?
………よく言った。但し、
見たらお前も殴るから、其処は覚悟しておけ」
帝斗「ひ………は、はい」
顔が青くなる帝斗
徠亜「おっ、あれは例の新技か?此処でお披露目か、ふむ」
腕を組みながら、モニターを観る徠亜であった
________________________
ルビー「ッ………!?」
________何、此の気は…………________
余裕だったが、少し、警戒をする
一方、烈華は、変わらず少し微笑んでいた
烈華を取り囲む炎が、形を変えてくる
________其れは宛ら、鎧の様………
烈華「《『天照の鎧』》」
ルビー「闘力………な、900万?!」
________『天照の鎧』
烈華の新技である
炎を鎧の様に纏うと、闘力が跳ね上がる様に上昇し、攻撃と防御が大幅パワーアップする
然し難点が一つ
コントロールとシールドを上手く扱わないと、色々と大変な事になる
………色々と
烈華「………体力増加、闘力も増加。
________ッ!」
其の場から、一気にルビーの目の前まで行く
常人には目に見えない速さで
ルビーには見えていた様だが………
ルビー「な、いつの間に……」
烈華「ハァッ!!」
ルビー「ぐ、ッァ!」
突然の事で対応出来ず、攻撃を直に食らう
其の威力は、強い
今度はルビーの身体が吹っ飛ぶ
ルビー「く………ッ、なんの!」
飛ばされる途中で地面に手を付き、縦に一回転して立ち上がる
顔には苦痛の表情
ルビー「此の程度で………《『ヒートアップクロス』》!」
もう一度此の技を仕掛ける
が、
烈華「《『天照の鎧 - 盾(シールド)』》!っ、やァッ!!」
ルビー「嘘ッ、が……ァッ!!」
攻撃は防がれ、そしてまた食らう
________くそ、くそ………ぅ
ならば、此の技を使うしか……!________
もう一度同じ方法で、体勢を立て直し、立ち上がる
ルビー「フィールド全体を蒸発させる程の高熱を放つ此の技、耐えられるかしら!!?
《『ブラストイクリプション』》!!」
力は途轍もなく大きく、約95.5%と言う高確率で相手を戦闘不能にさせる
烈華は………?
烈華「ぐ……あっつ………!……だけど、私は負けない!!」
暑さは恐ろしい
然し、立っていた
ルビー「嘘……此の技で倒れないなんて……ッ!?」
また、いつの間にか、烈華が目の前に来ている
烈華「此れでッ………
終わりよ!!」
ルビー「ッぐ、あ、ァ、アアアアアアアアッ!!!」
物凄い威力の打撃
ルビーの身体は空高く投げ出され
蒸発するように消えた
________勝者、麟月 烈華
鎧を纏ったままの身体が、フィールドから消える
________________________
銃菜「おかえり烈華……ッて熱ッ!?」
烈華「あっ、不味い、鎧の効果が切れ………」
メア「うわっ、ちょっ、待って!"見えなき闇夜よ、辺りを覆い尽くせ"________《『死霊秘宝 - 黒魔術・縛影眼(シャドウアイ)》』!!」
烈華「あっ、服が燃え尽きて………えっ」
メアの魔術で放った闇が、烈華の身体(顔は残す)を覆い隠す
が、一瞬間に合わず
………………
メア「……見た奴は手を上げろ」
「「「………………」」」
男子一同が目を逸らす
因みに紳士である棘葉は、烈華が此処に戻って来た直後に何かを感じて、後ろを見ている(※全く見てない)
……………
と、メアが黒く嗤う
メア「………へぇ、棘葉以外見ちゃったの………?帝斗……お前も何気に見たんだなァ?……………よし、全員覚悟しろ」
拳「えっ、ちょっ、メア待ってがァッ!?」
\アッー/
見事に鉄拳制裁を食らった男子一同(棘葉は除く)だった
悠「………本当に怒らせたらヤバい人だ」
小姫「誰も逆らえ無さそうですね………」
モノン「うはー、痛そー」
ジェラ「………本気で殴ってない様に見えましたわ」
拳「あ、が………ガ……」
________頭陥没するかと思った……________
男子全員(棘葉は((ry)頭を抱えている
煙がシュゥゥ……と小さく立ち昇ってるのが見える
烈華「………あー、えっと、その………有難う?」
メア「どういたしまして。………服如何するか、同じ巫女服でも着るか。ほら」
と、何処かからか烈華が着ていたのと全く同じ巫女服が出て来る
「扱い雑過ぎないか!?」
………同じ巫女服を持った吸血鬼が出て来た
烈華「………!?」
メア「事前に此の技について帝斗から聞いてたから、取り敢えずかと思って良い腕前の仕立屋に頼んだいた。はい」
烈華「あ、有難う」
……………………
________なんか有難い事に下着も揃ってる________
闇で包まれ、身体を隠している空間の中で、考えながら着替える烈華であった
________21勝
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筆者:ハゴ 読者:315 評価:2 分岐:1
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このストーリーの評価
結城 #0 - 17/08/24
挿絵は烈華ちゃんでござる。鎧を纏うとしているときのポーズはこんな感じです