これまでのあらすじ
『病迷悪夢』
____数日
メア「ロゼ、ねぇ。再生能力………私と相反の能力者か………」
徠亜「然も、棘葉の兄貴と来たか。真逆転生して悪夢の住人に………。
……って、お?相反の能力者?」
メア「あれ、言ってなかったっけ。……言わないようにしてたんだったな。私の本来の能力は、消滅の能力。目に見えるもの、見えないもの、全てを消す事が出来る。お陰で私の別名は破壊神だ。……現実での話だが。
再生も出来るが、其れは物事の理に反するからしない」
____母さんが怒る………____
徠亜「破壊神て、そんな馬鹿な(まあ、あだ名だけだろう……)。そしてチートか此奴」
現実での話とは、また非常識である
徠亜「……却説、と。向日葵の孤島で三つ目をゲットしてから早数日。
………次は何処にするか」
「それなら、空の国エアクールが良いんじゃない?」
徠亜「ッ?!……ってお前か」
「やっほ〜、モノンだよ」
悪夢の住人、モノン
二人____もう一人はジェラ____は、あの一件以降、善良な心になり、そして二人して夢ギルドに入った模様。見た目は他の悪夢の住人と違い、普通の人間に似てるので其処等辺も問題ない。普通に知らない人には暴露ないし分からない
人の情の変化は凄いもの
モノン「次に私等が行こうとしてたのは其処さ」
メア「空の国、エアクール…………正式な経路を通らないと辿り着けない、あの国か」
モノン「そ。私等悪夢の住人にとっては、空を飛べるから行くのは容易だけど、アンタ等人間はねぇ…………?」
____ま、一人人間じゃないのが混ざってるけど____
____空の国。別名__エアクール
空の国、とは言い換えれば天空の国。神の国とも言われており、並の人間では近付けない国である
其れも其の筈、正式な経路を通らなければ、一向に辿り着く事は出来ない。大きな大きな迷宮となっている。そして、その道中には多大な試練も待ち受けている。辿り着いたものは、指で数えられる者しかいない、と言われている
徠亜「正式な経路………其れが分からん。正直言って、俺は行ったこと無いからな………余り行く用途無いし」
メア「別に行く用途無いわけでも無いが。
彼処に行くには、九天山と呼ばれる山に登らなければ行けない。だが、山と言っても、洞窟ばかりだ。その洞窟が迷路状になっててな………、あと、多大なトラップも仕掛けてある」
モノン「ん……アンタ詳しいね」
メア「行ったことあるから。道も憶えてる。
………だが、正式な経路を通っても、トラップはあるから其処は注意。岩転がって来たり、矢が飛んで来たり……」
徠亜「典型的なトラップだな。………因みに(トラップを)壊したりしても問題は………更に矢が出て来たりとかは……」
メア「ない。壊しまくったし私」
まあ直ぐにそのトラップ、起動し始めるけどな、と言う。壊れても、一定時間になれば、次の到来者に向けてトラップが発動するように
………………………
モノン「やりおる。…それなら問題無いと見たわ。じゃね、頑張って〜」
手をヒラヒラと振りながら立ち去る
徠亜「………空の国には試練あり、か。よし、全員集めて行くぞ、迷宮探索だ!」
メア「石探索って言え、其方の方がマシ」
*
*
*
____現実世界
現「……こんな状況なのに、よくもまあ楽しめるもので、腹立つわ〜。でも誠、楽しそう………!」
この前のバカンスといい、眠ったままなのに何をやってんだ、と呆れている
が、誠の元気そうな姿を見て、その気も直ぐに吹っ飛ぶ
少しずつ、夢世界脱出への道を開いている現
然し、此れが限界。あとは、幻影の石に頼るしかない
現の研究の限界と、幻影の石の力
此れが組み合わされば、夢世界____もとい夢の牢獄へ閉じ込められている人間達は、全員脱出出来る
然し、そんな彼女に魔の手が忍び寄る____________
微かに、ネックレスが青く煌いた気がした
____女神の御加護、発動まであと少し____…………
メア「ロゼ、ねぇ。再生能力………私と相反の能力者か………」
徠亜「然も、棘葉の兄貴と来たか。真逆転生して悪夢の住人に………。
……って、お?相反の能力者?」
メア「あれ、言ってなかったっけ。……言わないようにしてたんだったな。私の本来の能力は、消滅の能力。目に見えるもの、見えないもの、全てを消す事が出来る。お陰で私の別名は破壊神だ。……現実での話だが。
再生も出来るが、其れは物事の理に反するからしない」
____母さんが怒る………____
徠亜「破壊神て、そんな馬鹿な(まあ、あだ名だけだろう……)。そしてチートか此奴」
現実での話とは、また非常識である
徠亜「……却説、と。向日葵の孤島で三つ目をゲットしてから早数日。
………次は何処にするか」
「それなら、空の国エアクールが良いんじゃない?」
徠亜「ッ?!……ってお前か」
「やっほ〜、モノンだよ」
悪夢の住人、モノン
二人____もう一人はジェラ____は、あの一件以降、善良な心になり、そして二人して夢ギルドに入った模様。見た目は他の悪夢の住人と違い、普通の人間に似てるので其処等辺も問題ない。普通に知らない人には暴露ないし分からない
人の情の変化は凄いもの
モノン「次に私等が行こうとしてたのは其処さ」
メア「空の国、エアクール…………正式な経路を通らないと辿り着けない、あの国か」
モノン「そ。私等悪夢の住人にとっては、空を飛べるから行くのは容易だけど、アンタ等人間はねぇ…………?」
____ま、一人人間じゃないのが混ざってるけど____
____空の国。別名__エアクール
空の国、とは言い換えれば天空の国。神の国とも言われており、並の人間では近付けない国である
其れも其の筈、正式な経路を通らなければ、一向に辿り着く事は出来ない。大きな大きな迷宮となっている。そして、その道中には多大な試練も待ち受けている。辿り着いたものは、指で数えられる者しかいない、と言われている
徠亜「正式な経路………其れが分からん。正直言って、俺は行ったこと無いからな………余り行く用途無いし」
メア「別に行く用途無いわけでも無いが。
彼処に行くには、九天山と呼ばれる山に登らなければ行けない。だが、山と言っても、洞窟ばかりだ。その洞窟が迷路状になっててな………、あと、多大なトラップも仕掛けてある」
モノン「ん……アンタ詳しいね」
メア「行ったことあるから。道も憶えてる。
………だが、正式な経路を通っても、トラップはあるから其処は注意。岩転がって来たり、矢が飛んで来たり……」
徠亜「典型的なトラップだな。………因みに(トラップを)壊したりしても問題は………更に矢が出て来たりとかは……」
メア「ない。壊しまくったし私」
まあ直ぐにそのトラップ、起動し始めるけどな、と言う。壊れても、一定時間になれば、次の到来者に向けてトラップが発動するように
………………………
モノン「やりおる。…それなら問題無いと見たわ。じゃね、頑張って〜」
手をヒラヒラと振りながら立ち去る
徠亜「………空の国には試練あり、か。よし、全員集めて行くぞ、迷宮探索だ!」
メア「石探索って言え、其方の方がマシ」
*
*
*
____現実世界
現「……こんな状況なのに、よくもまあ楽しめるもので、腹立つわ〜。でも誠、楽しそう………!」
この前のバカンスといい、眠ったままなのに何をやってんだ、と呆れている
が、誠の元気そうな姿を見て、その気も直ぐに吹っ飛ぶ
少しずつ、夢世界脱出への道を開いている現
然し、此れが限界。あとは、幻影の石に頼るしかない
現の研究の限界と、幻影の石の力
此れが組み合わされば、夢世界____もとい夢の牢獄へ閉じ込められている人間達は、全員脱出出来る
然し、そんな彼女に魔の手が忍び寄る____________
微かに、ネックレスが青く煌いた気がした
____女神の御加護、発動まであと少し____…………
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筆者:Kd 読者:537 評価:0 分岐:1