これまでのあらすじ

『病迷悪夢』
1章.病迷悪夢読者3994 評価34 分岐1
2章.病名不明の病読者1147 評価7 分岐1
3章.夢ギルドでの再会読者761 評価3 分岐1
4章.先輩読者639 評価2 分岐1
5章.影裏読者493 評価0 分岐1
6章.復讐読者512 評価0 分岐2
7章.出会い読者546 評価0 分岐1
8章.植物読者499 評価1 分岐1
9章.初依頼読者407 評価0 分岐1
10章.指名手配の悪夢を探して読者481 評価2 分岐1
11章.交戦開始読者418 評価0 分岐1
12章.交戦後__読者390 評価0 分岐1
13章.初依頼達成読者436 評価0 分岐1
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読者
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分岐
結城
17.07.15
364
0
2
四人との交戦後、そして夢世界トーナメントについて、ギルドで話し合っている頃______



……………………………………………………




「クソ………クソッ!!」



ネルトシティからやや遠く、とある小さな町、シュラシティ

周りは血塗れ、人の首が無い




そんな血の海の中に居る悪魔風な少年



グリードである




グリード「……何故だ、何故首を貰っても、此の怒りは沈まない!!?」



口では何故なのか、と自らを問い詰めている


だが、本人も少しは自覚している


先刻の戦闘での事



グリードは闘力4000の人間____火之神 拳に、戦闘放棄をさせられるまでに追い詰められた



先刻は笑って見過ごしたものの、心の奥深くは怒りで燃えていた





「……わぁ、またもや血塗れ。………笑って見過ごしたけど、心は嘘を吐かない。






_____見つけたぞ、グリード・ウィザーク」




グリードの背後に響く透き通った綺麗な声



其処には一人の少女が、腕を組みながら立っていた




グリード「てめ……メア・ノクス・フェーヤ!?」




メアであった


四人と別れた後、グリードを追っていたのだろう


単独で、指名手配犯を追う____それが彼女の仕事スタイルである




メア「やァ。ッて、あれ、私って有名人?まあそうだよな、幾人か悪夢の住人潰してるし。まあそんな事は如何でも良い。


グリード・ウィザーク。悪夢の住人といえども、元は人間。苛めで自殺を図り、その後、人間に復讐をすることを目的として動いている夢世界の指名手配犯。



哀れ、実に哀れだ」





ニコリと微笑んだと思ったら、一気に冷たい目に変わる


その目は、見た者の身を震えさせる_______そんな迫力のあるモノである




グリード「ッ………るせェ!!たかが闘力10000程度の手前如きが、俺を如何にかできるってのか?!」


その発言を聞き


メア「あは、如何だろうね。えーと、お前は確か、闘力60000……へぇ、凄いや。私が倒してきたので最高なのは精々_________





_____50000くらいだったし」





彼女の本来の力は未知数




メア「さァ、復讐に燃える夢魔サン。私に総てをぶつけてみな?」



美しく妖艶な少女。その姿は女神か、もしくは悪魔か、そんな風に見える


そして、その黒い目が、微かに紅く煌いた気がした



グリードはその発言に、一瞬目を見開くが、すぐに笑ったような顔をする


____闘志




グリード「………ハッ、御望みとあらば、復讐の為、お前の生首を喰ってやろうッ!!!」


メア「出来るモノなら」


____トーナメントも始まるからね、負けないで、且つさっさと帰りたい____

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筆者:珠。  読者:376  評価:2  分岐:1
筆者:結城  読者:119  評価:0  分岐:0

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結城 さんが投稿した リレー小説 「 復讐に燃えて 」四人との交戦後、そして夢世界トーナメントについて、ギルドで話し合っている頃______……………………………………………………「クソ………クソッ!!」
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