これまでのあらすじ
『病迷悪夢』
翌日
ついに、準々決勝が開幕した。
【第一試合】
拳「来たか…。相手は玉川修造…。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
メア「____玉川 修造、奴は並の力では倒せない。能力自体凄く厄介だが、奴は体術も強い」
銃菜「戦った事、あるの?」
メア「いや?無い。前に何回か戦い挑まれたけど、断った」
____だが、断ったら断ったで煩い____
メア「何回か魂削り取られた事あったけど、別に何とも無かったね」
情が無いのか、抑も元から命すら無いのか____
小姫「何とも…無かった、って………」
メア「おっと、口が滑った。あと、体術……元から格闘技かなんかやってたのか知らないが、其れも強い。
先刻の『ソウル・スクラッチ』か?あれは能力だけじゃない、体術との複合技。能力で魂を削り取って相手の力を削るのとプラスに、打撃。あれ、いつ見ても痛そうだな〜って」
呑気
メア「ま、私が言える、奴についての事は此の位。あと、言える事は、"極力奴に当たらないようにする"、かね。
魂を吸い取る、力を吸い取る、等の力は、相手に触れなきゃ力が発揮されない、接触系の能力だ。見ただけで魂なんて吸い取れもしないし、削り取れもしない。感染症と同じ感じだ。
宙に浮いてても、身体の一部……まあ風邪等は身体の内部だけどさ、触れないと風邪なんて起こりゃしない。
触れられる前に、決着を付けるしか無い」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
拳「(相手に触れない…。触れたら…。絶対に攻略する。)」
修造「君、僕のソウル・スクラッチを受け止めれるの?」
拳「触れずに闘う!!」
修造「ふーん。君、不思議な人だねー…。望むところだ…。」
【第三試合】
棘葉「相手は命堂幸子…。」
―――――――――――――――――――――――――――――――
刀子「えっと、メドゥーサが見たモノ?」
メア「惜しい」
「メドゥーサと、目を合わせた者?」
そう答えたのは棘葉
其れにニコリと微笑むメア
メア「そう、正解。だけど、其れは生物に限る。物は向こうから見れば、直ぐに石にさせられるけど。
それと、石塊化能力は力がいる。えっと、棘葉……か?お前は植物の使い手。そうだな…………例えばサルビア、____メキシコ産のな、其れには幻覚作用を引き起こす成分が含まれている。気付かれずに其れを試合中に生えさせ、相手を惑わせるか。
若しくは、植物で自分の姿を偽造させるか。
それらをして、相手の力を削いだりする。
または、目を合わせないように布で目を隠したりして、己の勘を頼りにして戦うか、若しくは能力の植物で相手の位置を確認したりして、戦うか。
ま、あくまで私の意見だがな」
苦笑する
メア「因みに私なら、その前に決着をつけるが、お前らには到底無理だ」
棘葉「…………ッ!?」
____「こんな風に、な」
見えない速さで、棘葉の首元に手を突き付け、耳元で囁く
メア「ま、私の意見も踏まえながら考え、そして頑張れ」
―――――――――――――――――――――――――――――
棘葉「サルビアだな…。」
幸子「うふ。今度は美男子?いいよ。遊んであげる。―あんたを石にね。―」
準々決勝いよいよ開幕…!!死闘が始まる…!!
ついに、準々決勝が開幕した。
【第一試合】
拳「来たか…。相手は玉川修造…。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
メア「____玉川 修造、奴は並の力では倒せない。能力自体凄く厄介だが、奴は体術も強い」
銃菜「戦った事、あるの?」
メア「いや?無い。前に何回か戦い挑まれたけど、断った」
____だが、断ったら断ったで煩い____
メア「何回か魂削り取られた事あったけど、別に何とも無かったね」
情が無いのか、抑も元から命すら無いのか____
小姫「何とも…無かった、って………」
メア「おっと、口が滑った。あと、体術……元から格闘技かなんかやってたのか知らないが、其れも強い。
先刻の『ソウル・スクラッチ』か?あれは能力だけじゃない、体術との複合技。能力で魂を削り取って相手の力を削るのとプラスに、打撃。あれ、いつ見ても痛そうだな〜って」
呑気
メア「ま、私が言える、奴についての事は此の位。あと、言える事は、"極力奴に当たらないようにする"、かね。
魂を吸い取る、力を吸い取る、等の力は、相手に触れなきゃ力が発揮されない、接触系の能力だ。見ただけで魂なんて吸い取れもしないし、削り取れもしない。感染症と同じ感じだ。
宙に浮いてても、身体の一部……まあ風邪等は身体の内部だけどさ、触れないと風邪なんて起こりゃしない。
触れられる前に、決着を付けるしか無い」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
拳「(相手に触れない…。触れたら…。絶対に攻略する。)」
修造「君、僕のソウル・スクラッチを受け止めれるの?」
拳「触れずに闘う!!」
修造「ふーん。君、不思議な人だねー…。望むところだ…。」
【第三試合】
棘葉「相手は命堂幸子…。」
―――――――――――――――――――――――――――――――
刀子「えっと、メドゥーサが見たモノ?」
メア「惜しい」
「メドゥーサと、目を合わせた者?」
そう答えたのは棘葉
其れにニコリと微笑むメア
メア「そう、正解。だけど、其れは生物に限る。物は向こうから見れば、直ぐに石にさせられるけど。
それと、石塊化能力は力がいる。えっと、棘葉……か?お前は植物の使い手。そうだな…………例えばサルビア、____メキシコ産のな、其れには幻覚作用を引き起こす成分が含まれている。気付かれずに其れを試合中に生えさせ、相手を惑わせるか。
若しくは、植物で自分の姿を偽造させるか。
それらをして、相手の力を削いだりする。
または、目を合わせないように布で目を隠したりして、己の勘を頼りにして戦うか、若しくは能力の植物で相手の位置を確認したりして、戦うか。
ま、あくまで私の意見だがな」
苦笑する
メア「因みに私なら、その前に決着をつけるが、お前らには到底無理だ」
棘葉「…………ッ!?」
____「こんな風に、な」
見えない速さで、棘葉の首元に手を突き付け、耳元で囁く
メア「ま、私の意見も踏まえながら考え、そして頑張れ」
―――――――――――――――――――――――――――――
棘葉「サルビアだな…。」
幸子「うふ。今度は美男子?いいよ。遊んであげる。―あんたを石にね。―」
準々決勝いよいよ開幕…!!死闘が始まる…!!
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筆者:Kd 読者:247 評価:0 分岐:1
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このストーリーの評価
Kd #0 - 17/07/19
いよいよ準々決勝開幕です!