『病迷悪夢』

現実世界＿＿＿＿



現「………妙な事件」



月崎の事件をTVで見ながら食パンむぐむぐ



現「研究所は燐寸の火が原因で爆発、警察官が死亡…………。警察官が居るって事は、変な事でもやってたのかねぇ、ってんん？」



パンを咥えながら身を乗り出す



TVには、其の研究所で行われていた＿＿＿＿正しくは、警察が調べた迄の範囲のみだが、内容が報道されていた


其の内容は以下のモノであった



＿＿＿＿近年流行の謎の病の原因が、其の研究所にあった事



＿＿＿＿病にかかった人達を、何かの生贄として捧げているという事



……………………





現「……月崎 神、ねぇ」



首からぶら下げているペンダントをギュッと握る




其のペンダントには、ある者の御加護が入っている＿＿＿＿＿＿＿＿



*


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夢世界＿＿＿＿




メア「……悪感がした」




準々決勝終了後、観客席で目を細くするメア

先刻まで修造の発言に
『うわー、そんなに私と戦いたかったのか〜、やだわー。優勝したら考えなくも無かったけど』
だのほざいてたが……



一体、何を感じたのか＿＿＿＿




メア「何か、善からぬモノが、動き始めようとしている。グリードではない、もっと強大なモノ…………」



席を立ち上がって、何処かへ行く

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