これまでのあらすじ
『病迷悪夢』
徠亜「っ、つつ………頭痛ぇ…」
メア「馬鹿め。彼処(神輿バトル)に入るお前が悪い」
拳「…ってぇ」
影裏「…………」
メア「其処の二人は御免。だがオメガオーラを発動するのは悪い」
徠亜はこの前メアにやられた(自業自得)頭を撫り、拳も頭を撫り、影裏は無表情
こんな謎空間だが、実は今は作戦会議中。十二騎士+二人、全員地下の会議室に揃っている
メア「……と、今の隊長使い物にならなさそうだから、私が仕切る。夢星祭が終わって、楽しんで疲れが溜まってるところ悪いが、次の幻影の石を捜しに行く。
今回は、エタール________別名、瞬間冷凍の大陸へ行く」
後日談だと、エタールを選んだのはまた徠亜の推測だとか
悠「うわぁ……名前聞くだけでも寒そう」
腕を抱え、少し身震いをしてみせる悠
メア「うん、寒い。北極の70倍はある。北極の平均気温が-34度だから………-2380度………嘘だろ、核(マントル)と太陽と現象以外殆ど一瞬で凍るな、気付かなかった。夢だからか」
行った事があるような口振りを見せて、よくよく計算してみたら少し驚いている
誠「えっ、それじゃあ行きようが……」
徠亜「ところがどっこい、行けるんだよなぁ」
スッと椅子から立ち上がって言う徠亜。頭を撫り乍ら
メア「……まあ確かに、行けなくはない。ただ、難しい」
徠亜「そんな事は取り敢えず今は気にするな」
メア「気にしろ」
ガンを飛ばすメア
其れに一瞬無言になりながらも、話を続ける徠亜
徠亜「………。……極寒の地に対抗できるモノは?
そう、「熱」だ。なので、今回の要は拳、お前だ」
拳「………俺!」
刀子「普通に考えてそうよね〜」
影裏以外、皆、首を縦に動かす
徠亜「熱を放出してくれるだけで良いんだ。だが、"ただ熱を放出するだけでは駄目"だ、一筋縄では行かないぞ。ここら辺はメアが詳しいから、バトンタッチ」
メア「はいよ。と言うわけで、ただ熱を放出するだけでは駄目。
暑過ぎても駄目だし、寒過ぎても駄目。寒過ぎなのは勿論のこと、暑過ぎたら熱中症になり兼ねない。然も平均が-2400度近いとなると、その調整は更に難しい。ならば如何するか?
気流に熱を乗せろ。身体に当たらないくらい遠く、広範囲でやるのがベストか……?そしてその気流を、私達の周りに漂わせるんだ。二種類の、違う温度の気流を作るんだ。
外側の気流は、約2400度、内側……私達のいる方は、30度程。外の気流は、内側に寒気が入らないようにするもの。内側の気流は、私達の体温を平常に保つ為のもの。
お前の力が尽きそうだったら、私が最終手段的なので何かやる、エタール迄は遠いからな。何かは秘密」
拳「…分かった!」
________……気流………吹雪とか吹いていたら、其処に熱い気流を乗せて、その内側に普通の熱さの気流を乗せる……精神使いそうだな________
かなりの気力を使う所業である
烈華「因みに、その場所で普通の火を出すと、如何なるんですか?」
メア「火は現象だから凍りはしないが………普通の、顔のサイズくらいの火だと、火が如何の斯うのより、此方の身体が保たなくなる」
徠亜「おっ、そうだ。因みに、エタールには『雪の民』と呼ばれる種族が居る。彼等は、夢の住人の種だが、悪魔の住人とは違って、善良な夢の住人だ。序でに彼等に話を聞くとしようか、何か知ってそうだしな」
烈華「………そう、なればいいんですけどね」
小さく、烈華が呟く
何か、嫌なモノが視えたのか
メア「………。却説、と。出発は明日だ。全員、身体を休めろ。……っと、ライアと拳と影裏は後で私のところに来い、完全に治してやる。そんな状況じゃ明日に支障が出る。殴ったのは私だが………元の発端はお前らだ」
影裏「……チッ」
小さく舌打ち
徠亜「ち……まあ良いや、他の奴等は解散!」
その後、影裏は逃げようとしてたが、三人はちゃんと治癒された様で(尚、影裏はメアに捕まって強制的に治癒された模様)
________次の日へ
メア「馬鹿め。彼処(神輿バトル)に入るお前が悪い」
拳「…ってぇ」
影裏「…………」
メア「其処の二人は御免。だがオメガオーラを発動するのは悪い」
徠亜はこの前メアにやられた(自業自得)頭を撫り、拳も頭を撫り、影裏は無表情
こんな謎空間だが、実は今は作戦会議中。十二騎士+二人、全員地下の会議室に揃っている
メア「……と、今の隊長使い物にならなさそうだから、私が仕切る。夢星祭が終わって、楽しんで疲れが溜まってるところ悪いが、次の幻影の石を捜しに行く。
今回は、エタール________別名、瞬間冷凍の大陸へ行く」
後日談だと、エタールを選んだのはまた徠亜の推測だとか
悠「うわぁ……名前聞くだけでも寒そう」
腕を抱え、少し身震いをしてみせる悠
メア「うん、寒い。北極の70倍はある。北極の平均気温が-34度だから………-2380度………嘘だろ、核(マントル)と太陽と現象以外殆ど一瞬で凍るな、気付かなかった。夢だからか」
行った事があるような口振りを見せて、よくよく計算してみたら少し驚いている
誠「えっ、それじゃあ行きようが……」
徠亜「ところがどっこい、行けるんだよなぁ」
スッと椅子から立ち上がって言う徠亜。頭を撫り乍ら
メア「……まあ確かに、行けなくはない。ただ、難しい」
徠亜「そんな事は取り敢えず今は気にするな」
メア「気にしろ」
ガンを飛ばすメア
其れに一瞬無言になりながらも、話を続ける徠亜
徠亜「………。……極寒の地に対抗できるモノは?
そう、「熱」だ。なので、今回の要は拳、お前だ」
拳「………俺!」
刀子「普通に考えてそうよね〜」
影裏以外、皆、首を縦に動かす
徠亜「熱を放出してくれるだけで良いんだ。だが、"ただ熱を放出するだけでは駄目"だ、一筋縄では行かないぞ。ここら辺はメアが詳しいから、バトンタッチ」
メア「はいよ。と言うわけで、ただ熱を放出するだけでは駄目。
暑過ぎても駄目だし、寒過ぎても駄目。寒過ぎなのは勿論のこと、暑過ぎたら熱中症になり兼ねない。然も平均が-2400度近いとなると、その調整は更に難しい。ならば如何するか?
気流に熱を乗せろ。身体に当たらないくらい遠く、広範囲でやるのがベストか……?そしてその気流を、私達の周りに漂わせるんだ。二種類の、違う温度の気流を作るんだ。
外側の気流は、約2400度、内側……私達のいる方は、30度程。外の気流は、内側に寒気が入らないようにするもの。内側の気流は、私達の体温を平常に保つ為のもの。
お前の力が尽きそうだったら、私が最終手段的なので何かやる、エタール迄は遠いからな。何かは秘密」
拳「…分かった!」
________……気流………吹雪とか吹いていたら、其処に熱い気流を乗せて、その内側に普通の熱さの気流を乗せる……精神使いそうだな________
かなりの気力を使う所業である
烈華「因みに、その場所で普通の火を出すと、如何なるんですか?」
メア「火は現象だから凍りはしないが………普通の、顔のサイズくらいの火だと、火が如何の斯うのより、此方の身体が保たなくなる」
徠亜「おっ、そうだ。因みに、エタールには『雪の民』と呼ばれる種族が居る。彼等は、夢の住人の種だが、悪魔の住人とは違って、善良な夢の住人だ。序でに彼等に話を聞くとしようか、何か知ってそうだしな」
烈華「………そう、なればいいんですけどね」
小さく、烈華が呟く
何か、嫌なモノが視えたのか
メア「………。却説、と。出発は明日だ。全員、身体を休めろ。……っと、ライアと拳と影裏は後で私のところに来い、完全に治してやる。そんな状況じゃ明日に支障が出る。殴ったのは私だが………元の発端はお前らだ」
影裏「……チッ」
小さく舌打ち
徠亜「ち……まあ良いや、他の奴等は解散!」
その後、影裏は逃げようとしてたが、三人はちゃんと治癒された様で(尚、影裏はメアに捕まって強制的に治癒された模様)
________次の日へ
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筆者:Kd 読者:294 評価:0 分岐:1
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このストーリーの評価
Kd #0 - 17/08/05
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メアさんはかなりの常識人ですね!徠亜のバカっぷりが半端ないですが、実は頼れるリーダーシップですよね。