これまでのあらすじ
『病迷悪夢』
午前7時太陽石の洞穴前
拳「…太陽の割には暗いな。」
メア「洞穴だからな、仕方ない。それに中は相当要り組んでいると噂だ。」
槍児「それなんですけど、俺なりに考えてみていい攻略方を思い付いたんです。」
メア「ほう、それは?」
槍児「木の根に先行させるんですよ。分かれ道も同時に攻略出来るし、帰りも迷うことはありません。」
メア「なるほどな、よしその案で行くぞ。」
──────────
午前7時30分同じく太陽石の洞穴前
ジェラ「人間どもはここに入っていったようね、蠢く木の根が証拠になってる…」
モノン「うげぇ、木の根キッモ。」
名無し「…」ツンツン
ジェラ「子供じみたことしてないで作戦を実行なさい。」
モノン「ういーっす…えーっと、人間どもはまだ200m以内には来てないね~。」
ジェラ「そう…では、首を長くして待ってあげましょう。フフフ…」
────────────
数分後、太陽石の洞穴200m地点
メア「…拍子抜けする位呆気なく見付かったな…」
槍児「途中で悪夢の住人に襲われるかと思ってたけど…それも無かったな。」
拳「ん?おい、入り口に誰かいるぞ。」
モノン「おっ!人間200m圏内にバリバリ突入!いっけーナナシン!」
名無し「…独占関白…、カテゴリーは…『幻影の石』」
槍児「!?幻影の石が…!?」
名無し「…所有物は我が手元へ…」
ヒュンヒュンヒュン!
拳「嘘だろ!せっかく手に入れたのに‼」
メア「しかもさっき手に入れた石だけじゃない!今まで手にした石までも…くそっやられた‼」
ジェラ「お疲れ様二人とも…先に船に戻りなさい。」
モノン「アイアイサー!アリスのウサギ穴(ワンダー·ラビット·ホール)発動!行き先は…」
槍児「逃がすか!森番人の突撃槍(トレント·ランス)!」
蠢いていた根から無数の槍が飛び出す、しかし
ジェラ「忌々しい…嫉妬の大鎌(ジェラシー·サイズ)!」
ジェラの手から紫色に光る大鎌が現れ、すべて切り裂いてしまった。
モノン「ヒュー、サーンキュジェラネェ!」
ジェラ「いいから早く行きなさい、私はこのくそ人間どもをぶち殺してから向かうわ…!」
モノン「あ…やべーマジだこれ、ナナシン行こ行こ!とばっちり食らったらマジ笑えねーは!行き先三キロ先の船の甲板!」
名無し「…」コクン
シュン!
拳「くっそ逃がした‼てゆーかさっきのは!」
メア「ああ…昨日の水上スキーの女だ…あいつも悪夢の住人だったか…、だが三キロ先ならまだ間に合う!」
ジェラ「ほう、私のことは無視ですか…忌々しい…。」
槍児「…ただじゃ行かしてくれなさそうだ。」
ジェラ「無論ですわ!貴様たちのようなバク様に楯突くくそ人間どもはこの第一妻のジェラが嫉妬の輝きにてぶち殺してやるわ!」
拳「…太陽の割には暗いな。」
メア「洞穴だからな、仕方ない。それに中は相当要り組んでいると噂だ。」
槍児「それなんですけど、俺なりに考えてみていい攻略方を思い付いたんです。」
メア「ほう、それは?」
槍児「木の根に先行させるんですよ。分かれ道も同時に攻略出来るし、帰りも迷うことはありません。」
メア「なるほどな、よしその案で行くぞ。」
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午前7時30分同じく太陽石の洞穴前
ジェラ「人間どもはここに入っていったようね、蠢く木の根が証拠になってる…」
モノン「うげぇ、木の根キッモ。」
名無し「…」ツンツン
ジェラ「子供じみたことしてないで作戦を実行なさい。」
モノン「ういーっす…えーっと、人間どもはまだ200m以内には来てないね~。」
ジェラ「そう…では、首を長くして待ってあげましょう。フフフ…」
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数分後、太陽石の洞穴200m地点
メア「…拍子抜けする位呆気なく見付かったな…」
槍児「途中で悪夢の住人に襲われるかと思ってたけど…それも無かったな。」
拳「ん?おい、入り口に誰かいるぞ。」
モノン「おっ!人間200m圏内にバリバリ突入!いっけーナナシン!」
名無し「…独占関白…、カテゴリーは…『幻影の石』」
槍児「!?幻影の石が…!?」
名無し「…所有物は我が手元へ…」
ヒュンヒュンヒュン!
拳「嘘だろ!せっかく手に入れたのに‼」
メア「しかもさっき手に入れた石だけじゃない!今まで手にした石までも…くそっやられた‼」
ジェラ「お疲れ様二人とも…先に船に戻りなさい。」
モノン「アイアイサー!アリスのウサギ穴(ワンダー·ラビット·ホール)発動!行き先は…」
槍児「逃がすか!森番人の突撃槍(トレント·ランス)!」
蠢いていた根から無数の槍が飛び出す、しかし
ジェラ「忌々しい…嫉妬の大鎌(ジェラシー·サイズ)!」
ジェラの手から紫色に光る大鎌が現れ、すべて切り裂いてしまった。
モノン「ヒュー、サーンキュジェラネェ!」
ジェラ「いいから早く行きなさい、私はこのくそ人間どもをぶち殺してから向かうわ…!」
モノン「あ…やべーマジだこれ、ナナシン行こ行こ!とばっちり食らったらマジ笑えねーは!行き先三キロ先の船の甲板!」
名無し「…」コクン
シュン!
拳「くっそ逃がした‼てゆーかさっきのは!」
メア「ああ…昨日の水上スキーの女だ…あいつも悪夢の住人だったか…、だが三キロ先ならまだ間に合う!」
ジェラ「ほう、私のことは無視ですか…忌々しい…。」
槍児「…ただじゃ行かしてくれなさそうだ。」
ジェラ「無論ですわ!貴様たちのようなバク様に楯突くくそ人間どもはこの第一妻のジェラが嫉妬の輝きにてぶち殺してやるわ!」
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筆者:Kd 読者:621 評価:2 分岐:1