これまでのあらすじ
『病迷悪夢』
メア「ん、やあ、少年少女達。…なんてね。
何故此処に、か。まあずっと居たんだけどね。其処の子に用があってな」
と、誠を指す
誠「?」
コテンと首を傾げる誠
可愛い
メア「私と共に夢世界について調べてる科学者の弟でな、漸と見つけたから……」
それと、と何か付け加える
メア「あと、かなり重症だった、えっと……小姫、だっけ?其の子を治癒する為」
小姫「……えっ?」
治癒をしたのは眠っている時だったので、気付いていない
メア「身体、少し軽いと思わないか?」
小姫「…た、確かに……もう、動け、ます」
メア「そう、但し安静に。……と、まあこんな感じ」
棘葉「小姫を……有難う」
メア「……いいえ」
____何だ此奴等、付き合ってるのか?____
拳「何だ、そうだったのか」
メア「そうなのです、っと」
壁に凭れ掛かる
メア「____玉川 修造、奴は並の力では倒せない。能力自体凄く厄介だが、奴は体術も強い」
銃菜「戦った事、あるの?」
メア「いや?無い。前に何回か戦い挑まれたけど、断った」
____だが、断ったら断ったで煩い____
メア「何回か魂削り取られた事あったけど、別に何とも無かったね」
情が無いのか、抑も元から命すら無いのか____
小姫「何とも…無かった、って………」
メア「おっと、口が滑った。あと、体術……元から格闘技かなんかやってたのか知らないが、其れも強い。
先刻の『ソウル・スクラッチ』か?あれは能力だけじゃない、体術との複合技。能力で魂を削り取って相手の力を削るのとプラスに、打撃。あれ、いつ見ても痛そうだな〜って」
呑気
メア「ま、私が言える、奴についての事は此の位。あと、言える事は、"極力奴に当たらないようにする"、かね。
魂を吸い取る、力を吸い取る、等の力は、相手に触れなきゃ力が発揮されない、接触系の能力だ。見ただけで魂なんて吸い取れもしないし、削り取れもしない。感染症と同じ感じだ。
宙に浮いてても、身体の一部……まあ風邪等は身体の内部だけどさ、触れないと風邪なんて起こりゃしない。
触れられる前に、決着を付けるしか無い」
拳「相手に、触れないで……」
____とても難しいな。
好機は一度きり、って事か?____
メア「そう、相手に触れないように。
……私が言える事は此れだけ。じゃあ」
何も用が無くなった様に、医務室から出て行く
何故此処に、か。まあずっと居たんだけどね。其処の子に用があってな」
と、誠を指す
誠「?」
コテンと首を傾げる誠
可愛い
メア「私と共に夢世界について調べてる科学者の弟でな、漸と見つけたから……」
それと、と何か付け加える
メア「あと、かなり重症だった、えっと……小姫、だっけ?其の子を治癒する為」
小姫「……えっ?」
治癒をしたのは眠っている時だったので、気付いていない
メア「身体、少し軽いと思わないか?」
小姫「…た、確かに……もう、動け、ます」
メア「そう、但し安静に。……と、まあこんな感じ」
棘葉「小姫を……有難う」
メア「……いいえ」
____何だ此奴等、付き合ってるのか?____
拳「何だ、そうだったのか」
メア「そうなのです、っと」
壁に凭れ掛かる
メア「____玉川 修造、奴は並の力では倒せない。能力自体凄く厄介だが、奴は体術も強い」
銃菜「戦った事、あるの?」
メア「いや?無い。前に何回か戦い挑まれたけど、断った」
____だが、断ったら断ったで煩い____
メア「何回か魂削り取られた事あったけど、別に何とも無かったね」
情が無いのか、抑も元から命すら無いのか____
小姫「何とも…無かった、って………」
メア「おっと、口が滑った。あと、体術……元から格闘技かなんかやってたのか知らないが、其れも強い。
先刻の『ソウル・スクラッチ』か?あれは能力だけじゃない、体術との複合技。能力で魂を削り取って相手の力を削るのとプラスに、打撃。あれ、いつ見ても痛そうだな〜って」
呑気
メア「ま、私が言える、奴についての事は此の位。あと、言える事は、"極力奴に当たらないようにする"、かね。
魂を吸い取る、力を吸い取る、等の力は、相手に触れなきゃ力が発揮されない、接触系の能力だ。見ただけで魂なんて吸い取れもしないし、削り取れもしない。感染症と同じ感じだ。
宙に浮いてても、身体の一部……まあ風邪等は身体の内部だけどさ、触れないと風邪なんて起こりゃしない。
触れられる前に、決着を付けるしか無い」
拳「相手に、触れないで……」
____とても難しいな。
好機は一度きり、って事か?____
メア「そう、相手に触れないように。
……私が言える事は此れだけ。じゃあ」
何も用が無くなった様に、医務室から出て行く
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筆者:Kd 読者:334 評価:1 分岐:1