これまでのあらすじ
『我ら、パレット団、ここに参上。』
「始めようじゃないか。戦いを。」
「星座召喚“カスタネット”」
これを召喚した意図に気が付かずに破壊王は
「は?そんなでは勝てないぜ?絶望に染まりすぎたか?なんの脅しにもならないぜ?」
と面白くないのにもう勝ったかのように爆笑している。
「事実も壊せるけど、物理的に存在する者しか破壊出来ないんでしょ?
それが出来るなら、例えば癒雫をいきている事実を破壊してみたら?
私は憎しみにでも満ちて強制的に戦わせれるかもよ?やって見れば?
それに怒ってる方が単純だし分かりやすくなるんじゃない?」
チッと舌打ちをしている。
どうやら、ほんとに破壊出来ないらしい。
もしかしたら破壊できる可能性もあったため、賭けに近かったけどそれが出来なくて良かった。
「あと、もう一つ。これはさっき私に伝えても自分には得のない情報をくれたし、お返しということで。
音は空気を伝う。強い物だけが破壊に強いと思ってたけど近いものの方が壊しやすいよね?
地面を破壊した時あなたの近くから壊れていった。
空気を伝わらずに破壊だけが起きるなら、一瞬で辺り一面の地面が破壊され
たり、真ん中から破壊されるでしょ。
だからこの魔法も空気を伝う
」
お返しと言ったがこれは脅しであるため、お返しでは無いかもしれない。
「何勘違いしてるんだ?俺は気をそらすためにわざと自分の方から破壊しているだけだ。破壊魔法をあまり知らない癖に。」
少し焦り出す破壊王。私はカスタネットを鳴らす。
「気をそらすなら癒雫当たりの空気を破壊するとかの方がいいと思うわよ。
違うなら否定しなていいはずよ?今から行おうとしている対策も無駄になるしむしろ攻撃しやすくなるわ。
魔法音で破壊魔法は使えないね」
そう言いながらカスタネットを鳴らし続ける。
「“破壊”……“爆破”」
爆破?そんな魔法を持ってたの?
「俺は爆破も持っている。
力は破壊よりすごく弱いからあまり使えないが、弱すぎるくらいの魔法なら爆破の方が丁度いいぜ」
次の手が思い浮かばない……。まさか、打破されるなんて……。どうしよう……。
「ポム!」
ポニムが戻ってきたみたいだ。癒雫はだいぶ後ろにいる。
何やら剣を持っている。これって……洞窟の……。
「唯月!これ使ってください!」
癒雫がこっちに聞こえるように大声で叫んでいる。
使うのを戸惑ったが、癒雫が助けなければどうせ死んでいたんだ。勝つ方法ももう思い浮かばないし……。
「それは反破壊剣!?」
破壊王は驚いている。破壊王に向かって振りかざすと魔法の炎も一緒に飛び出る。
破壊王が魔法で焼けタヒねばいいと思ったら出た。
これは思ったものを生み出す剣なのかもしれない
「ギンコさんに聞いたら想像剣って言う剣らしいです。破壊と相対にある想像で無いものを生み出せる剣らしいです。」
これでもしかしたら勝てるかもしれない。ただ備えあれば嬉しいな……違う気がするけど備えるに越したことはない。
「星座召喚“大竜座”」
先程の大竜を呼び出す。
「一緒に破壊王を倒すために戦って!」
剣を振るいながら魔法を出す。そして大竜は炎を噴きながら尻尾も破壊王に当てようとしている。
これを全て避け続ける破壊王は何を破壊するかを考える余裕はないようだ。
やがて破壊王の避けるスピードは鈍ってきて、剣から生み出された雷魔法に当たってしまう。
そのすきに大竜が破壊王を捕まえ、。私は想像剣を破壊王にふる。
「ぐはっ……。」
初めて痛そうな声を出し破壊王は倒れた。
「勝った……」
「唯月!」
癒雫は唯月に駆け寄る。私は脱力した。
「Zzz」
「疲れて寝ちゃったみたいです」
こうして破壊王との長く感じる戦いは終わった。今日を抜いた今年1年分の総合計よりも疲れた気がする。
「星座召喚“カスタネット”」
これを召喚した意図に気が付かずに破壊王は
「は?そんなでは勝てないぜ?絶望に染まりすぎたか?なんの脅しにもならないぜ?」
と面白くないのにもう勝ったかのように爆笑している。
「事実も壊せるけど、物理的に存在する者しか破壊出来ないんでしょ?
それが出来るなら、例えば癒雫をいきている事実を破壊してみたら?
私は憎しみにでも満ちて強制的に戦わせれるかもよ?やって見れば?
それに怒ってる方が単純だし分かりやすくなるんじゃない?」
チッと舌打ちをしている。
どうやら、ほんとに破壊出来ないらしい。
もしかしたら破壊できる可能性もあったため、賭けに近かったけどそれが出来なくて良かった。
「あと、もう一つ。これはさっき私に伝えても自分には得のない情報をくれたし、お返しということで。
音は空気を伝う。強い物だけが破壊に強いと思ってたけど近いものの方が壊しやすいよね?
地面を破壊した時あなたの近くから壊れていった。
空気を伝わらずに破壊だけが起きるなら、一瞬で辺り一面の地面が破壊され
たり、真ん中から破壊されるでしょ。
だからこの魔法も空気を伝う
」
お返しと言ったがこれは脅しであるため、お返しでは無いかもしれない。
「何勘違いしてるんだ?俺は気をそらすためにわざと自分の方から破壊しているだけだ。破壊魔法をあまり知らない癖に。」
少し焦り出す破壊王。私はカスタネットを鳴らす。
「気をそらすなら癒雫当たりの空気を破壊するとかの方がいいと思うわよ。
違うなら否定しなていいはずよ?今から行おうとしている対策も無駄になるしむしろ攻撃しやすくなるわ。
魔法音で破壊魔法は使えないね」
そう言いながらカスタネットを鳴らし続ける。
「“破壊”……“爆破”」
爆破?そんな魔法を持ってたの?
「俺は爆破も持っている。
力は破壊よりすごく弱いからあまり使えないが、弱すぎるくらいの魔法なら爆破の方が丁度いいぜ」
次の手が思い浮かばない……。まさか、打破されるなんて……。どうしよう……。
「ポム!」
ポニムが戻ってきたみたいだ。癒雫はだいぶ後ろにいる。
何やら剣を持っている。これって……洞窟の……。
「唯月!これ使ってください!」
癒雫がこっちに聞こえるように大声で叫んでいる。
使うのを戸惑ったが、癒雫が助けなければどうせ死んでいたんだ。勝つ方法ももう思い浮かばないし……。
「それは反破壊剣!?」
破壊王は驚いている。破壊王に向かって振りかざすと魔法の炎も一緒に飛び出る。
破壊王が魔法で焼けタヒねばいいと思ったら出た。
これは思ったものを生み出す剣なのかもしれない
「ギンコさんに聞いたら想像剣って言う剣らしいです。破壊と相対にある想像で無いものを生み出せる剣らしいです。」
これでもしかしたら勝てるかもしれない。ただ備えあれば嬉しいな……違う気がするけど備えるに越したことはない。
「星座召喚“大竜座”」
先程の大竜を呼び出す。
「一緒に破壊王を倒すために戦って!」
剣を振るいながら魔法を出す。そして大竜は炎を噴きながら尻尾も破壊王に当てようとしている。
これを全て避け続ける破壊王は何を破壊するかを考える余裕はないようだ。
やがて破壊王の避けるスピードは鈍ってきて、剣から生み出された雷魔法に当たってしまう。
そのすきに大竜が破壊王を捕まえ、。私は想像剣を破壊王にふる。
「ぐはっ……。」
初めて痛そうな声を出し破壊王は倒れた。
「勝った……」
「唯月!」
癒雫は唯月に駆け寄る。私は脱力した。
「Zzz」
「疲れて寝ちゃったみたいです」
こうして破壊王との長く感じる戦いは終わった。今日を抜いた今年1年分の総合計よりも疲れた気がする。
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筆者:ANTZ 読者:201 評価:0 分岐:1