これまでのあらすじ

『我ら、パレット団、ここに参上。』
1章.我ら、パレット団、ここに参上。読者509 評価0 分岐1
2章.…ふと。読者452 評価0 分岐1
3章.「春」を彩る「桃」の花読者322 評価0 分岐1
4章.お誘い読者341 評価0 分岐1
5章.その頃の、どこか。読者347 評価0 分岐1
6章.名前の意味は読者276 評価0 分岐1
7章.名前の意味は2読者368 評価0 分岐1
8章.なんかゆるゆるさせたかった!読者280 評価0 分岐1
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西宮実
17.07.09
244
0
1
深緑の森は誰も足を踏み入れない異界の森と言われている。

「なんか面白そうなことになってるわよ」

唯月は木の上で空を見ながら寝転び、ショートヘアをかく。

「行ってみたらどうですか」
その下では、癒雫が花に水をあげている。緑の三つ編みが風で揺れている。


「やめとく。やっぱりここがいい」

この2人は森の唯一の住人である。

「唯月が面白いと言うなんて珍しいですね」

彼女はこの森の外にたまに行くのだが、普段は疲れた顔をして帰ってくる。

ただ、お土産という外の食べ物や植物、花の種などを持って帰ってきてくれるので楽しみにはしている。

「うん。異色のメンバーなのよ。色で分けないなんて珍しわ。だから、しばらく目的を探ってみる。目的によっては私たちの毒になりかねないからね。」

「バレないようにしてくださいね。」

冗談交じりに言うと
「いつもなら絶対バレないけどね。まぁ、気をつけるよ。」

その含みのある言い方に癒雫は首を傾げるだけだった。

情報の【?】は後々公開します。

唯月
色:黄色
魔法:?
歳:16
森に来る前の記憶があやふやになっていて、たまに街に出て人間観察をしている。

癒雫
色:緑
魔法:?
歳:15
小さい時から森に住んでいる。

急に雰囲気変えてしまってすみません

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筆者:珠。  読者:256  評価:0  分岐:1

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西宮実 さんが投稿した リレー小説 「 深緑の森 」深緑の森は誰も足を踏み入れない異界の森と言われている。「なんか面白そうなことになってるわよ」唯月は木の上で空を見ながら寝転び、ショートヘアをかく。「行っ…
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