これまでのあらすじ
『我ら、パレット団、ここに参上。』
全くもって最悪だ。
そういう風に俺…ゴルデン=R=クリストファーは愚痴を心の中で呟いた。
指名手配の男の存在だけでも頭痛の種なのにそこに血に染まった透明ときたもんだ。
今夜も安眠出来そうにない。
さて、不満を言ってもしょうがない事態は一刻を争う。染まりきる前に発見せねば。
と町を捜索していると揉め事に出くわした。どうやらうちの軍兵と少年達が揉めているようだ。
…正直関わりたくないが、上官としてそうはいかない。
クロス「なあ、本当は知ってるんだろ?」
マフユ「本当のこと、教えて下さい。」
すもも「嘘ついちゃダメなんだよっ!」
ナミダ「僕も、知りたいです…。」
一般兵「いや、そういわれてもだなぁ…。」
おいおい、一方的だな…この時点でもう頭が痛い。
ゴルデン「どうした?」
一般兵「ご…ゴルデン中佐!!」
ナミダ「ゴルデン?まさかあの、金獅子のゴルデン?」
クロス「…アンタならまだ話になりそうだ、なあここで起きた殺人事件で禁止魔法が使われたって本当か?」
ゴルデン「…!お前、それをどこで?」
クロス「噂好きのオッサンが教えてくれたのさ。そのようすだと本当だな、そもそもただの殺人事件で中佐が出るわけないし。」
ゴルデン「くっ、だがそれを知ってどうする?」
クロス「そいつを仲間にする。」
…なんだって?こいつは俺を卒倒させる気か?とにかく、やめさせなければ。
ゴルデン「あまりふざけたことをいうなよ貴様…。」
クロス「ふざけてない、大真面目だ。ちゃんとした理由だってある。軍に捕まったらどうせそいつ、殺されるだろう?」
ゴルデン「殺しはしない、奴はまだ濁りきっていない、今から保護して制御させれば…」
クロス「その制御だって死ぬほど辛いって聞いたぜ。」
クロス「そんなことすればたとえ魔法を使わなくても人を殺すような奴になる。」
クロス「だったら、俺達と一緒に行動して魔法を使わせないようにすればそいつのためになる…違うか?」
普段話なれていないのだろう、目の前いる少年は早口で喋りだす。
馬鹿馬鹿しい、禁止魔法はそんな生易しいものじゃあない。
ゴルデン「お前達は?どう考えている?」
すもも「えっと、最初はみんな反対したんだよ?でも…」
ナミダ「クロスさんの話を聞いて、ああ確かにそうだなって…」
マフユ「だから、私達もクロスに賛成。」
全く…これだから子供は…こんなことならギンと別行動をとらなければよかった。
だが、もしこいつらのいう通り、それが最善手としたら?
あり得ない、きっと疲れているからそう思ったのだ。
さて、こいつらにウロウロされると面倒だ
かくなるうえは…
ゴルデン「子供相手に大人げないことはしたくないが…許せ。」
捕縛魔法、展開
黄金鎖!
パレット団「「「「!!!?」」」」
ゴルデン「事件が収束するまでそこで…」
ズッダァァァンッ!
ゴルデン「ッ!?なんだ‼?」
一般兵「緊急事態です!第一部隊が大通りで攻撃を受けました!」
ゴルデン「透明か‼」
一般兵「いえ、それが…破壊王、アルマゲです!」
ああ…本当にもう…
ゴルデン「最悪だっ!!」
一般兵 ビクッ
ゴルデン「いや、すまん。ただちょっと色々ありすぎて…そうだ、こいつらを…ん?」
まさかさっきの衝撃で鎖が外れたか?くそっ!
辺りを見渡すと少年達が駆け出しているのが見える。
ゴルデン「…っ!すまん、お前はあの子達を追ってくれ、理由は後で説明する!」
一般兵「は…はっ‼」
俺は激しい頭痛のする頭を掻きながらギンに連絡をとった、
ゴルデン「ギンッ!?俺だ‼緊急事態が発生した!今すぐ戻れ‼」
そういう風に俺…ゴルデン=R=クリストファーは愚痴を心の中で呟いた。
指名手配の男の存在だけでも頭痛の種なのにそこに血に染まった透明ときたもんだ。
今夜も安眠出来そうにない。
さて、不満を言ってもしょうがない事態は一刻を争う。染まりきる前に発見せねば。
と町を捜索していると揉め事に出くわした。どうやらうちの軍兵と少年達が揉めているようだ。
…正直関わりたくないが、上官としてそうはいかない。
クロス「なあ、本当は知ってるんだろ?」
マフユ「本当のこと、教えて下さい。」
すもも「嘘ついちゃダメなんだよっ!」
ナミダ「僕も、知りたいです…。」
一般兵「いや、そういわれてもだなぁ…。」
おいおい、一方的だな…この時点でもう頭が痛い。
ゴルデン「どうした?」
一般兵「ご…ゴルデン中佐!!」
ナミダ「ゴルデン?まさかあの、金獅子のゴルデン?」
クロス「…アンタならまだ話になりそうだ、なあここで起きた殺人事件で禁止魔法が使われたって本当か?」
ゴルデン「…!お前、それをどこで?」
クロス「噂好きのオッサンが教えてくれたのさ。そのようすだと本当だな、そもそもただの殺人事件で中佐が出るわけないし。」
ゴルデン「くっ、だがそれを知ってどうする?」
クロス「そいつを仲間にする。」
…なんだって?こいつは俺を卒倒させる気か?とにかく、やめさせなければ。
ゴルデン「あまりふざけたことをいうなよ貴様…。」
クロス「ふざけてない、大真面目だ。ちゃんとした理由だってある。軍に捕まったらどうせそいつ、殺されるだろう?」
ゴルデン「殺しはしない、奴はまだ濁りきっていない、今から保護して制御させれば…」
クロス「その制御だって死ぬほど辛いって聞いたぜ。」
クロス「そんなことすればたとえ魔法を使わなくても人を殺すような奴になる。」
クロス「だったら、俺達と一緒に行動して魔法を使わせないようにすればそいつのためになる…違うか?」
普段話なれていないのだろう、目の前いる少年は早口で喋りだす。
馬鹿馬鹿しい、禁止魔法はそんな生易しいものじゃあない。
ゴルデン「お前達は?どう考えている?」
すもも「えっと、最初はみんな反対したんだよ?でも…」
ナミダ「クロスさんの話を聞いて、ああ確かにそうだなって…」
マフユ「だから、私達もクロスに賛成。」
全く…これだから子供は…こんなことならギンと別行動をとらなければよかった。
だが、もしこいつらのいう通り、それが最善手としたら?
あり得ない、きっと疲れているからそう思ったのだ。
さて、こいつらにウロウロされると面倒だ
かくなるうえは…
ゴルデン「子供相手に大人げないことはしたくないが…許せ。」
捕縛魔法、展開
黄金鎖!
パレット団「「「「!!!?」」」」
ゴルデン「事件が収束するまでそこで…」
ズッダァァァンッ!
ゴルデン「ッ!?なんだ‼?」
一般兵「緊急事態です!第一部隊が大通りで攻撃を受けました!」
ゴルデン「透明か‼」
一般兵「いえ、それが…破壊王、アルマゲです!」
ああ…本当にもう…
ゴルデン「最悪だっ!!」
一般兵 ビクッ
ゴルデン「いや、すまん。ただちょっと色々ありすぎて…そうだ、こいつらを…ん?」
まさかさっきの衝撃で鎖が外れたか?くそっ!
辺りを見渡すと少年達が駆け出しているのが見える。
ゴルデン「…っ!すまん、お前はあの子達を追ってくれ、理由は後で説明する!」
一般兵「は…はっ‼」
俺は激しい頭痛のする頭を掻きながらギンに連絡をとった、
ゴルデン「ギンッ!?俺だ‼緊急事態が発生した!今すぐ戻れ‼」
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筆者:西宮実 読者:360 評価:2 分岐:1
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このストーリーの評価
ハゴ #0 - 17/07/15
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こちら、金獅子ルートとなっております。お好みでどうぞ。