これまでのあらすじ

『我ら、パレット団、ここに参上。』
1章.我ら、パレット団、ここに参上。読者508 評価0 分岐1
2章.…ふと。読者452 評価0 分岐1
3章.「春」を彩る「桃」の花読者321 評価0 分岐1
4章.お誘い読者341 評価0 分岐1
5章.その頃の、どこか。読者347 評価0 分岐1
6章.名前の意味は読者276 評価0 分岐1
7章.名前の意味は2読者367 評価0 分岐1
8章.なんかゆるゆるさせたかった!読者280 評価0 分岐1
9章.深緑の森読者243 評価0 分岐1
10章.美しい涙の流れた時の、別の場所にて。読者256 評価0 分岐1
11章.この世界の伝わり読者218 評価0 分岐1
12章.銀狼と金獅子読者267 評価0 分岐1
13章.正義感?読者305 評価0 分岐1
14章.破壊王読者276 評価0 分岐2
15章.人生最悪の日読者285 評価0 分岐1
16章.紅と唯月読者359 評価2 分岐1
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分岐
ハゴ
17.07.16
405
0
1
危ない危ない…危うくリアルスクラップ劇場を拝むところだった…アタシことギンコ=トウヤマは安堵した。しかし、それはそれとして…
「目的の人を見つけたはいいが…もう濁っているじゃあないかい…面倒な…」
「あの…あなたは…?」
「んあ?ああ…そうだったそうだった、怪我が無いようでなにより。それで?あいつとはお知り合いか何か?」
「いえ、ただ…っ…紅は止めなきゃって…」
「殊勝だねぇ、だが気持ちだけで十分さ。後はアタシが…」
───!!!
言い切る前に透明…否、紅が突っ込んでくる。アタシはそれを片手で受け止める、無論ただの腕ではない。上官クラスのみ使用を許された準禁止魔法…!
「変化魔法、タイプシルバーウルフ。そんなにせっかちじゃあモテない…ぞっと!」
ドゴォン!
紅を手軽な大木に叩きつける、一応両腕両足は変化させとくか、あんなんでへばりそうもないし。
「お嬢ちゃん、さっきの魔法もっぱつ撃てるかい?さっさと仕留めたいからさ。」
「は…はい…」
推測道理、紅はクワッと目を見開き吼えながら突っ込んでくる。それに合わせる形でお嬢ちゃんは星の雨を降らした。
紅は慣れた様子で星に乗り移る。だが!
「悪いねぇ…そんくらい…アタシも出来んのさ…!」
───!!!?
複合魔法発動!
大狼よ流星と共に貫け‼(フェンリル·ライド·スターダスト)
銀色の腕が星と共に紅を貫く、致命傷は避けられたが大ダメージは与えられた。御の字だろう、アタシは静かに両手を合わせる。
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…せめて一瞬で冥土へ送ろう…」
「…唯月?その人は誰ですか?」
咄嗟に声の方向を向いてしまう。これが間違いだった
紅がアタシを突飛ばし、声の主に向かって走り出す…!
間に合わない…!そう本気で思った。
しかし、その刹那一筋の流星が紅に当たりよろける。
今しかない!アタシはアタシ史上最速ベストをつくし二人の少女を抱えてその場を離れた。
先ほど現れた少女は状況が飲み込めず混乱しており、光魔法の少女は限界だったのだろう、ぐったりとしている。そして肝心の紅は…
───!!!!
「…っ!若いっていいねぇ…もうピンピンしてんのかい…!」
ハッキリ言ってお荷物な少女二人を抱えながら紅を相手どる…。
うん、ダメだ。正直メンドクサイしできる気がしない。
その時通信用魔道機が連絡魔法を受信する。
「ゴル…?」
ちょうど良かった、状況をゴルに伝え、応戦してもらおう…
だが、待っていたのはもう一つのメンドクサイだった…。

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筆者:西宮実  読者:236  評価:0  分岐:1

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このストーリーの評価

ハゴ #0 - 17/07/16
本当は銀狼ルートを書きたかったが…ネタが出んかった…すまぬ、すまぬ…。
しかしこっちだと透明君は間に合わなかったですね。せめて向こうは救われてほしい…。

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