スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考 の感想
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参照データ
タイトル | スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 籠屋 邦夫 |
販売元 | クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
JANコード | 9784844373766 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » ロジカル・シンキング |
※サンプル画像
![スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考 サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EUaSKivhL.jpg)
購入者の感想
書いている内容は非常によくわかりました。
方法論としてもなるほどと思います。
米軍や自衛隊の意思決定の手法に、近似していて、有用性も担保されていると思います。
しかしながら、使いこなせるかなぁ。 諦めてしまいそうだ・・・
理由: このメソッドを大づかみで説明すると、「意思決定とは選択である。そのため、問題解決のためのケースをモデル化して、”リスク”と”得られる価値”という2つの側面から、そのモデルと評価し、もっとも効用が大きい選択肢を採用する!」 ・・・となると思っています。
ただ、ここで次に思うことは、「選択肢のモデル化ってどうやるの?どこまでやるの?」ということです。
選択肢のパスは、どんどん増えていくし、全てを数値化していくと、選択するころにはバテテしまいそうな気がします。
方法論を否定しているつもりはありません。 ただ、筆者も述べているように、「万人が活用できる仕様にしているため、」、非常に網羅的な作業を強要するプロセスになっています。 たしかに、作業量も多いし、過程で色々シミュレーションするでしょう。
畢竟、この広範なプロセス分解を経て行う決断を、「熟断」と言われていると考えます。
(当然、スピードとはトレードオフです)
完璧主義な人や職人気質の人には合うでしょう。
方法論としてもなるほどと思います。
米軍や自衛隊の意思決定の手法に、近似していて、有用性も担保されていると思います。
しかしながら、使いこなせるかなぁ。 諦めてしまいそうだ・・・
理由: このメソッドを大づかみで説明すると、「意思決定とは選択である。そのため、問題解決のためのケースをモデル化して、”リスク”と”得られる価値”という2つの側面から、そのモデルと評価し、もっとも効用が大きい選択肢を採用する!」 ・・・となると思っています。
ただ、ここで次に思うことは、「選択肢のモデル化ってどうやるの?どこまでやるの?」ということです。
選択肢のパスは、どんどん増えていくし、全てを数値化していくと、選択するころにはバテテしまいそうな気がします。
方法論を否定しているつもりはありません。 ただ、筆者も述べているように、「万人が活用できる仕様にしているため、」、非常に網羅的な作業を強要するプロセスになっています。 たしかに、作業量も多いし、過程で色々シミュレーションするでしょう。
畢竟、この広範なプロセス分解を経て行う決断を、「熟断」と言われていると考えます。
(当然、スピードとはトレードオフです)
完璧主義な人や職人気質の人には合うでしょう。
経営戦略策定する際はフレームワークやロジックツリーなどのツールをMBA的に駆使して意思決定を迫る今日では、意外と代替案とリスク、撤退基準が明確なプレゼンは殆ど見たことがない。だから意思決定できない膨大なプレゼン資料がお蔵入りしている原因だと思う。
それは戦略策定の入口で間違っているから。本書はその入口を序章の「ロジカルシンキングの限界」の項でスッキリさせてくれる。
通常の経営書は結果良く分からない、自社には使えないというケースが多く、読み手の自己満足で終わってしまうのが常であり、
この不消化感は入口を間違えているに他ならない。
序章のみでも十分スッキリできる本書は必読で、意思決定できる戦略を策定するには著者の方法論がいちばん地に足の着いた
戦略と相手に意思決定をさせる理論だと信じます。
それは戦略策定の入口で間違っているから。本書はその入口を序章の「ロジカルシンキングの限界」の項でスッキリさせてくれる。
通常の経営書は結果良く分からない、自社には使えないというケースが多く、読み手の自己満足で終わってしまうのが常であり、
この不消化感は入口を間違えているに他ならない。
序章のみでも十分スッキリできる本書は必読で、意思決定できる戦略を策定するには著者の方法論がいちばん地に足の着いた
戦略と相手に意思決定をさせる理論だと信じます。
意思決定論に関して、改めて学んでみたいと思い、購入しました。
「熟断思考」というキャッチーなタイトルですが、中身はライトタッチの文体なので、
非常に読みやすく構成されています。
最初に、意思決定に至るまでの各ステップを図解して、そこから、
各ステップの考え方を理論的な部分と実践的な部分の両方で
サポートしながら書かれているため、今まで、意思決定論を学んだことのない人でも、
簡単に理解することが出来ます。
良くある戦略系の本などは、理論の部分に大きく偏っている部分もありますが、
この本は、理論面に加えて「だから、どうするの?」という、
一番知りたい実践的なところを、ストーリーとして出しているため、
自分自身のケースにあてはめるところまでしっかりできます。
興味がある方は、是非一度読んでみてはいかがでしょうか。
「熟断思考」というキャッチーなタイトルですが、中身はライトタッチの文体なので、
非常に読みやすく構成されています。
最初に、意思決定に至るまでの各ステップを図解して、そこから、
各ステップの考え方を理論的な部分と実践的な部分の両方で
サポートしながら書かれているため、今まで、意思決定論を学んだことのない人でも、
簡単に理解することが出来ます。
良くある戦略系の本などは、理論の部分に大きく偏っている部分もありますが、
この本は、理論面に加えて「だから、どうするの?」という、
一番知りたい実践的なところを、ストーリーとして出しているため、
自分自身のケースにあてはめるところまでしっかりできます。
興味がある方は、是非一度読んでみてはいかがでしょうか。
本屋で「なにやら、かっちょいい本だな」と思って買ったのですが、
見掛け倒しではなく、久しぶりに骨太な本と出会えました!
基本的にはロジカルシンキングのような分類をされる本かと思いますが、その内容はむしろ
いままでの本とは一線を画しています。
序章がとにかく面白い!
著者曰く、
「ロジカルシンキングは現状分析のためのツールで、未来の予測にはあまり有用ではない」
「このことには、一部の優秀な人しか気づいていないが、それも感覚的なもので、
今まで誰もロジカルシンキングの限界について語る人はいなかった」
「ロジカルシンキングを使って即断即決してはいけないタイプの問題がある」
などなど、目からウロコの示唆ばかり。
1章以降の本論では、「決断に際して、どんなポイントに気をつけて考えていけばいいか」ということを
ステップごとに説明していて、わかりやすい!
「この本を読めば、会社の予算が組めるようになるのか。企業買収ができるようになるのか」といえば、
それはそれでさらに専門的な知識が必要なのでしょうが、少なくとも課長くらいの人間が日常レベルで出会う問題は、
この考え方で大抵解けるようになるような気がします。
出世できたら読みなおそう…(笑)
見掛け倒しではなく、久しぶりに骨太な本と出会えました!
基本的にはロジカルシンキングのような分類をされる本かと思いますが、その内容はむしろ
いままでの本とは一線を画しています。
序章がとにかく面白い!
著者曰く、
「ロジカルシンキングは現状分析のためのツールで、未来の予測にはあまり有用ではない」
「このことには、一部の優秀な人しか気づいていないが、それも感覚的なもので、
今まで誰もロジカルシンキングの限界について語る人はいなかった」
「ロジカルシンキングを使って即断即決してはいけないタイプの問題がある」
などなど、目からウロコの示唆ばかり。
1章以降の本論では、「決断に際して、どんなポイントに気をつけて考えていけばいいか」ということを
ステップごとに説明していて、わかりやすい!
「この本を読めば、会社の予算が組めるようになるのか。企業買収ができるようになるのか」といえば、
それはそれでさらに専門的な知識が必要なのでしょうが、少なくとも課長くらいの人間が日常レベルで出会う問題は、
この考え方で大抵解けるようになるような気がします。
出世できたら読みなおそう…(笑)