頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? の感想

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参照データ

タイトル頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
発売日販売日未定
製作者高橋 政史
販売元かんき出版
JANコード9784761269982
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » ロジカル・シンキング

購入者の感想

再現性の高いノートを作ることが目的。
そのためには、
1、2、3、で要点をまとめてくれればよいのでは。再現性の低い本だと思う。

頭がいい人はなぜ、の表題をうたう割に、
著者の回りくどいダラダラ長いたとえ話があまりに頭が悪そうで、この本大丈夫か?と途中なんども読み進めるのをためらいました。無駄な文章がとにかく多い。

あと、ノートは横書き、なぜなら目の動きは横だから、
というならこの本はなぜ縦書きなんだろう、とも思いました。

ほかの方も言われるように具体例とそのノウハウが極めて少ないですね。

でも10分ぐらいで流し読みするには面白いと思いますよ。

「カルト」本のような書き方がまず気になる。方眼ノートを使えば、たちまち年収アップや、キャリアアップができる……など、この手の過大なことをいとも簡単に言ってしまう著者の誠実さのなさが気になる。

また、なぜ方眼ノートでなければいけないのか、という方眼ノートのメリットがよく分からない。
確かに図を書くことには適しているのが分かるが、ここで言われているような工夫は、別に普通のノートでも十分できることではないだろうか?本書の「ウリ」であるこの部分の説明が弱いのが、最大の欠点である。

また、同じことの繰り返しが多く、20ページぐらいで書ける内容を薄めて200ページにしているような書き方にも違和感を持つ。

要は定価で買うほどの内容ではないということだろう。古書で100円ぐらいなら読んでみるのもいいかもしれない、という程度の内容である。

最近流行の「マッキンゼー本」同様、内容が薄いです・・・。また著者の勧めるノートテイキングを実践するには、実例が少なすぎます。たった書中に2枚の実例しかありません。しかもそのうちの一枚は、受験生向けに示した世界史の整理ノートとなっています。

このように読者層をビジネスマンだけでなく受験生にまで広げたり、ノートテイキングのスキルを断片的に薄く紹介するなどで、ノートを使ったビジネス上の状況整理や課題解決等の方法論へのフォーカスが弱くなっており、まだ一読しかしていないが、読後に何も印象として残らないような本となってしまっています。

そもそもビジネスシーンにおけるノートテイキングに興味のある読者の本質的な関心事項は、ノートの種類や文房具ではなく、いかに情報を整理された形でノートに落とし、価値あるものに変えるかというその思考過程にあると思います。

だからいっその事、この分野でバリューを出したければ、読者層はビジネスマンに、そして切り口は例えばマッキンゼーの「空雨傘」に絞ってしまった方がよかった。そして、複数のビジネスシーンをケース題材として、何枚もの著者の作ったノートを示して、その背景にある思考過程を示してほしかった。

題材が興味のある分野なので、少々残念でした。

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