ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集 の感想

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タイトルああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集
発売日販売日未定
製作者佐藤 愛子
販売元海竜社
JANコード9784759312669
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 名言・箴言 » 日本文学

購入者の感想

30代の自分にはあまり響かない感じだったんですが、60代の母はかなりハマってました。

 佐藤愛子がこれまで、エッセイ、小説で発表してきた、「人生哲学」ともいえる抜粋集です。小説からの場合もどこの小説からの抜粋か明記してあるので、関心を持ち未読の方は読んでみたらいかがでしょうか?

「老い/老いは人生の総仕上げである」「死/ああ面白かったと言って死にたい」「人生/思い通りの人生は退屈である」「幸福/めげずに生きようとする力」「性(さが)/私はこんな風に生きてきた」「家庭教育/生きる力を培ったもの」「人間/興味と愛情が尽きせぬ存在」「男と女/マコトの女、いい男」「夫婦/失敗しても結婚した方がいい」「あとがき」の10のカテゴリーに分かれていて、佐藤愛子ならではの名言集がたくさん書かれています。字が大きいのも読みやすいです。

 現在の佐藤愛子を創ってきたものとして、おおまかな感想をいえば、苦労を苦労と思わず決して逃げずに明るい気持ちを持って、書くことで自らを鼓舞(こぶ)してきたことだと思いました。若い人にもこのような価値観もあるのだと言う事も知ってほしい名著だと思いました。

現代は何事も自分自身の欲望を満たすためなら手段を選ばない、他人の痛みにこれほど鈍感な時代もないと思うのですが、かつて、ホリエモンが「人の心も金で買える」と言った時に、「下司野郎!」と喝破したのも佐藤愛子さんでした。

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