ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書 の感想
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参照データ
タイトル | ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 矢野 邦夫 |
販売元 | メディカ出版 |
JANコード | 9784840420907 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
医療者にとっては、エビデンスがあって、役立つ情報だと思います。私もここを目指しております。
しかし、米国というものは規則の理想が高く、現場が日本よりもぼろぼろという側面があります。
対して日本は規則がまあまあゆるく、現場の平均レベルは高い、という傾向があると思います。
そもそも皆が当たり前に守っているところではルールとして明文化されません。診察するときには服の上からでなく、裸の皮膚から音を聞いたり、触れたりしましょうとかはルール化されません。
現状ではできていないからこそ、こうした本も売れるというところです。
ですので、エビデンスやガイドラインをガチガチに守ろうとすると、日本の90%以上の病院がどこかの部分でアウトになってしまいます。
素人さんはそこらへんの兼ね合いが理解できる仕事人であれば良いのですが
こうしたものをテレビやインターネット情報と同じようにうのみにして「これが絶対なのだ」と信じ込むような人には、周囲が細菌だらけにみえて苦しくなってしまうかもしれません。
人生には見えない細菌よりももっとずっと大切だったり楽しいことがたくさんありますよ。
しかし、米国というものは規則の理想が高く、現場が日本よりもぼろぼろという側面があります。
対して日本は規則がまあまあゆるく、現場の平均レベルは高い、という傾向があると思います。
そもそも皆が当たり前に守っているところではルールとして明文化されません。診察するときには服の上からでなく、裸の皮膚から音を聞いたり、触れたりしましょうとかはルール化されません。
現状ではできていないからこそ、こうした本も売れるというところです。
ですので、エビデンスやガイドラインをガチガチに守ろうとすると、日本の90%以上の病院がどこかの部分でアウトになってしまいます。
素人さんはそこらへんの兼ね合いが理解できる仕事人であれば良いのですが
こうしたものをテレビやインターネット情報と同じようにうのみにして「これが絶対なのだ」と信じ込むような人には、周囲が細菌だらけにみえて苦しくなってしまうかもしれません。
人生には見えない細菌よりももっとずっと大切だったり楽しいことがたくさんありますよ。