片山杜秀の本 3 クラシック迷宮図書館 の感想
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参照データ
タイトル | 片山杜秀の本 3 クラシック迷宮図書館 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 片山 杜秀 |
販売元 | アルテスパブリッシング |
JANコード | 9784903951270 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
この第三巻の方が第四巻よりも面白いな。選択されている作品(昭和の作曲家たち―太平洋戦争と音楽、中国のプロパガンダ芸術―毛沢東様式に見る革命の記憶、王道楽土の交響楽―満洲―知られざる音楽史、全体芸術様式スターリン、第三帝国と音楽家たち―歪められた音楽 (叢書・20世紀の芸術と文学))がより刺激的だからかもしれません。
レヴュー全体を貫くモチーフは3つあります。まず方法論上での明確なprocrustean
レヴュー全体を貫くモチーフは3つあります。まず方法論上での明確なprocrustean
連載を欠かさず読んでいた筈なのに、こうして一冊を読み通すとさらに感興が増すのはなぜだろう?
当時の媒体『レコード芸術』の範疇を大幅に超えていたのかも。
もっとも’90年代後半から、同誌がどんどん既成の枠組みを壊していこうとしていたのも記憶に新しい。
著者の筆力、編集の腕力だろうか。お勧めです。
当時の媒体『レコード芸術』の範疇を大幅に超えていたのかも。
もっとも’90年代後半から、同誌がどんどん既成の枠組みを壊していこうとしていたのも記憶に新しい。
著者の筆力、編集の腕力だろうか。お勧めです。