無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 7 (コミックフラッパー) の感想
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参照データ
タイトル | 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 7 (コミックフラッパー) |
発売日 | 2017-09-23 |
製作者 | フジカワ ユカ |
販売元 | KADOKAWA / メディアファクトリー |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
最初に原作未読なので、あくまでもコミックを読んでの感想です。
昨今、異世界召喚もしくは転生モノが大流行りしていますが、多くは現世での技術や知識…例えば軍事・兵器や歴史であったり…そういった物を異世界へ主人公が持ち込んで活躍する物語が大多数を占めています。本作でも主人公ルーデウスは魔法や剣術、魔眼などを駆使してチートに近い能力を発揮していますが、その根源的なものは現世(生前)で引きこもりだった為に得られなかった家族との絆、友人や周囲の人々との人間関係の後悔を、転生後の人生で繰り返さないため「本気」なのです。なので、生家グレイラットからボレアス家、そして今のエリスとルイジェルドの家族同様のパーティーも、全て「絆」による物語が展開し、今巻も父親と息子の再会が特異な事件(災害)によって引き裂かれたことでの、それぞれの置かれた状況や思いでのぶつかり合いから修復までを感動的に描かれています。
なにより二つと同じ表情がないといっても過言でないくらい各キャラクターの心情を表すフジカワユカ先生の画力によって、正に人物が"生きている"感じがします。原作全てがコミカライズされて欲しいです。
好みにもよるでしょうが、安易な転生モノでない本流を求める方にはお薦めします。
昨今、異世界召喚もしくは転生モノが大流行りしていますが、多くは現世での技術や知識…例えば軍事・兵器や歴史であったり…そういった物を異世界へ主人公が持ち込んで活躍する物語が大多数を占めています。本作でも主人公ルーデウスは魔法や剣術、魔眼などを駆使してチートに近い能力を発揮していますが、その根源的なものは現世(生前)で引きこもりだった為に得られなかった家族との絆、友人や周囲の人々との人間関係の後悔を、転生後の人生で繰り返さないため「本気」なのです。なので、生家グレイラットからボレアス家、そして今のエリスとルイジェルドの家族同様のパーティーも、全て「絆」による物語が展開し、今巻も父親と息子の再会が特異な事件(災害)によって引き裂かれたことでの、それぞれの置かれた状況や思いでのぶつかり合いから修復までを感動的に描かれています。
なにより二つと同じ表情がないといっても過言でないくらい各キャラクターの心情を表すフジカワユカ先生の画力によって、正に人物が"生きている"感じがします。原作全てがコミカライズされて欲しいです。
好みにもよるでしょうが、安易な転生モノでない本流を求める方にはお薦めします。