薬剤師のための地域医療連携スタートBOOK 絶対使える! 臨床検査値 の感想

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著者の系列の本で事前に勉強して方ならば、前半部分は理解できますが・・・。後半部分の井上さんの所は、読んでいても余り分かりませんでした。もう少し、関連個所に行ける注釈か、細かい計算式などの過程を載せて欲しかった。

菅野先生の本であること、薬剤師大会で売上トップとかいてあったこと、『地域医療連携』という言葉に惹かれて購入しました。菅野先生と、井上映子先生(現病院薬剤師さんです)お二人で書かれておられています。
菅野先生は、主に調剤薬局でよくあるケースをかかれています。患者様が検査値を持ってこられて相談される、または、ドクターからの質問の中から、よくあるケースを会話形式で書かれてあります。
その中での判断したことなどの裏付けになる解説が、そのあと４ページぐらいで詳しく書いてあります。いままで、菅野先生が書かれた本の中にあることですが、事例内容が詳しいので頭に入ってきやすい！
また、井上映子先生があげられたケースは病院薬剤師ならではで、(実際にあったケースなのか)ドクターがどうしてそのように判断したのかふくめ、途中迷った別の流れが会話の中に盛り込まれてあったりと、調剤薬局を主としている自分にはとてもありがたいです。また、詳しすぎるぐらいの患者さんの背景と、その状況後の患者さんの状態が書いてあるケースが多いのでありがたいです。
まったく同じケースの患者さんが現れるとは限らない。けど、困っている患者さんの答えの一つを引き出すためのヒントになることは間違えないと思います！