地球時代の哲学 の感想

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タイトル地球時代の哲学
発売日販売日未定
製作者佐藤優
販売元潮出版社
JANコード9784267019708
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 新興宗教 » 創価学会

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購入者の感想

私は佐藤優さんの大ファン、現在付き合っている彼女が
学会員(私は非学会員)という立場で
この本を購入しました。

この本を読む前に、中央公論の2010年4月号にある
池田先生と茂木先生の対話も読んでおり、
私自身は創価学会に好意的な立場でレビューを書いています。

自分と価値観の違う人に対する対話の重要性が貫かれており、
対話をすればするほど、実は共有できる価値観はたくさんある
という事を学びました。

相手を全否定してしまうと相手の持つ共有できる価値観をも否定してしまい、
ひいては自分を否定してしまうという池田先生の発言は
私にとっては衝撃的で、考え方が大きく変わりました。

佐藤先生は序文で自分はクリスチャンであるというポジションを明確にして、
その上でクリスチャンとして共感できる池田先生の考え方を支持していく
形をとっています。

池田先生とトインビー博士の対話に佐藤先生が解説を加えることで
本が構成されており、タイトル通り、「地球時代の哲学」として
学ぶことが多く、とても勉強になる本でした。

佐藤先生の解説は全体として真面目で誠実に徹しており、
とてもわかりやすく、力作だと思います。

『地球時代の哲学』――この壮大なテーマに、“知の巨人”とも称される当代随一の論客が、どう立ち向かうか。興味津々でこの本を手にした。
内容は、創価学会の池田名誉会長と20世紀最高峰の歴史学者・イギリスのトインビー博士との対談『二十一世紀への対話』を、佐藤氏が読み解いたものである。

池田名誉会長は、モスクワ大学、北京大学など、全世界の大学から300を超える名誉博士、名誉教授などの称号を受けた他、ハーバード大学などでの講演、周恩来、ゴルバチョフ、アンドレ・マルローなどとの対談をはじめ、圧倒的な業績を残し、海外での評価は、著しく高い。
一方、日本国内においては、週刊誌による盛んなバッシングは鳴りを潜めたものの、いまだに「創価学会タブー」があると、佐藤氏は指摘している。
「『学会は力があるから、メディアが悪口を書けない』というタブーではない。その逆のタブーである。池田大作氏、創価学会、SGI(創価学会インタナショナル)の役割や功績を、客観的事実に基づいて述べたり、客観的に評価したりすることがマスメディアには難しい」というのだ。

佐藤氏は、国策捜査という『国家の罠』によって512日の間、入獄を経験し、国家権力の魔性を体感し、思索し抜いた。また、同志社大学神学部出身のプロテスタントで、人間存在に対する哲学的な見識も広く、かつ深い。さらには、ソ連大使館勤務時代に、抜群の人間力で人脈を広げ、ソ連崩壊を真っ先に見抜いた人物でもある。その情報収集力と分析力が、いかにずば抜けているかは、著書『自壊する帝国』に詳しい。

これほどの実力者が、「創価学会タブー」を、白昼堂々と打ち破った。
「本書の狙いは、二十一世紀にわれわれが生き残っていくための生きた、ほんものの思想を創価学会名誉会長で創価学会インタナショナル会長の池田大作氏のテキストから虚心坦懐に学ぶことである」とある通りである。

「二十一世紀を生き残っていく」ことへの危機感を、著者が痛切に感じているからこそ、“最後の希望”とも言える“中間団体”創価学会と、そのリーダーである池田名誉会長という“タブー”に挑んだのだろう。そして、その試みは、ものの見事に成功している。

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