The Witch 魔女(字幕版) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルThe Witch 魔女(字幕版)
発売日2019-02-06
監督パク・フンジョン
出演キム・ダミ
JANコード登録されていません
カテゴリ » Prime Video » カテゴリー別 » 映画

購入者の感想

この作品は構成の見せ方が上手いです。
冒頭に組織と施設の残虐さを見せ、視聴者を引き締めた後に打って変わって主人公の平穏な生活が映されます。
そして、中盤に不穏な組織が姿を現し、後半に少女の『覚醒』を見せています。

この構成の上手さは正に陰・陽・陰で作られたシーンの「緩急」だと思います。
前半のただ普通の少女の姿と平穏があったからこそ、後半のバイオレンスアクションが映え、まるごと雰囲気も切り替わります。

個人的に「凄いな」と思わせたのは冒頭に陰なんですよね、この作品。
ありふれた作品では冒頭に陽を持ってきて後半に影を付けるものが多いです。
単純に「光と影」のギャップみたいな感じです。
しかし、この作品は冒頭にアレを見せる事で上手くこの作品のただならぬ雰囲気を序盤から維持しつつ陽と陰のシーンを切り替えてきたなと感動しました。

見せ方の上手さは構成だけじゃないです。
一番のウリとも言えるアクションシーンの見せ方も圧巻の一言です。

主に主人公の『覚醒』の前後がアクションシーンになりますが、平穏な少女であった主人公が圧倒的な強さで無双を見せます。
人造人間には「クオリティ=強さ=完成度」で1から順にランクが付けられていますが、主人公は唯一の「ランク1」。
相手側も武装した人間の他、主人公の前期に作られた人造人間、更に同期の人造人間も追手として現れます。

多くの勢力から狙われる主人公ですが、その「ランク1」の強さは是非、映像で見てください。

超人の動きをアクション映画として見せる方法はたくさんあります。
「CGを用いて主人公を早く動かす」または「周りをスローにして主人公の動きを早く見せる」
この『The Witch/魔女』はこういうありきたりな‟つまらない”見せ方ではないんです。
主にカメラのカット割りで主人公の超人的な速度を見せています。
これが正に「目にもとまらぬ速さ」を見事に表現し、銃を構え撃つ間に数人を倒す超人の動きに迫力と納得を生み出しています。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

The Witch 魔女(字幕版)

アマゾンで購入する
キム・ダミが出演のパク・フンジョンのThe Witch 魔女(字幕版)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.