人間革命10 の感想

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タイトル人間革命10
発売日2014-02-28
製作者池田大作
販売元聖教新聞社
JANコード登録されていません
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門

購入者の感想

本書は、1956年(昭和31年)の山本伸一の大阪支部での活躍を中心としたストーリーです。

「不可能を可能にする」までの物語は読んでいて痛快。
実際に池田さんと一緒に昭和31年を勝利した方のお話を伺ったことがありましたが、
「人間革命に書いてある通りでしたわ」
「本当はもっと格好悪いドロ臭いことばっかりでしたけどな。(池田)先生はええように書いてくれはる。ハハハ」
「なんでかわからんけど、もう毎日毎日が楽しくてねえ」
と、皆さん同じような答えが返ってきました。

当時まだ28歳の「若造」だった池田さんを、大の大人たちが「センセ(先生)」と呼んでいたのは本当のことらしいですが、それほど池田さんが来ると空気がガラッと変わったそうです。
池田さんが話してくれることは、皆さんあんまりわかっていなかったことも多かったようですが、彼が現れただけで、なんだか楽しくなって折伏がどんどんできていくのが不思議で仕方がなかった、とも話されていました。

「でも、普通に礼儀正しい兄ちゃんやっただけで、特別なことはなかったけどな」と、いわゆるカリスマでも何でもなかったそうで、
「何でもよく話を聞いてくれるいい人やな」という安心感があったり、池田さんが現れると笑い声が絶えなかったようです。

「人間革命」の他の巻が、事実にもとづいた物語かどうかは私にはよくわかりませんが、どうやら本書に登場する話はどれも事実のようです。
ただし実際よりも麗しく美しく書いてくれているのだとか。

ただ、本書に書かれている池田さん本人のことは、事実の中のほんの一部のようです。
例えば、池田さんは東京ー大阪間の交通費を全部自腹で払い、電話加入権や夫婦の服なんかも質に入れてお金を工面したとか、
関西本部や選挙事務所の近隣を何回も挨拶してまわったとか、関西本部に来るクレームに謝罪したりと、フットワークは驚くほど軽やかだったようです。
そういう地味な、陰の部分、努力の部分が本書ではあまり触れられていませんね。
自分のことを細かく書こうとしないのは池田さんの美学なんでしょうか。

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