第18集 スイングタイム・ビデオ
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参照データ
タイトル | 第18集 スイングタイム・ビデオ |
メーカー | Redbridge |
シリーズ | スイングタイム・ビデオ |
ジャンル | ジャズ |
アーティスト | ---- |
※サンプル画像
第18集 スイングタイム・ビデオ とは
ジャスは19世紀末にニューオーリンズのクリオールや黒人たちによって形を整えられていった音楽である。このもっとも初期のジャズをニュオーリンズ・ジャズと呼ぶが、当時の一般社会通念として黒人を蔑視する風潮から、ジャズは正当な音楽として認められず、レコード会社がこれを録音することなど考えていなかった。
だがやがて白人ミュージシャンがこのニューオーリンズ・ジャズを見ょう見まねで演奏しはじめるようになったことから、ジャズは次第に注目を浴びるようになった。
黒人が生み出 したこの新しい音楽であるジャズを模倣し、ジャズの発展の一翼を担った白人ミュージシャンの中でも、1890年代から活躍 したジャック パパレインは白人ジャズの父と呼ばれた。
このバンドの出身者であるニック・ラ口ッカはOriginal Dixieland Jass Band (後にJassをJazzと変えた)を率い、1917年にニューヨークに進出し彼は自分のバンドを最初にディキシーランド・バンドと名づけたリーダーであった。
このディキシーという語はジャズの発祥地である米国南部を指し、Dixielandはニューオーリンズやその周辺の沼沢地を指す語なのだ。
やがて20年代から30年代にかけて、ニューヨークの白人ミュージシャンたちは、彼らの白人的な洗練された感覚によって、ODJBなどを通して知ったニューオーリンズを自分たちのものにしていった。
このようにして白人ジャズメンを主体とした3管編成を基本的な楽器編成とするディキシーランド・ジャズが完成していったのである。
【※画像・音声に多少の乱れがあります】