百合色の日々 (富士美コミックス) の感想

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女子校の友達同士や教育実習生と学生、教諭と学生…刹那の衝動と儚さそして愛や欲で百合を描く意欲作。
公式煽り文は待望の百合での処女単行本というニュアンスで、作中の肉体関係で明確に描かれるものは百合のみです。

友達の終わり方前後編…恋人をとっかえひっかえしていた女子学生、夏緒の本命は…。ペンギンクラブ2017年12月号に連動宣漫画有。
混ざらない螺旋/おうちでしましょ…道具でのエッチにトラウマがあるらしい先生と、先生の知人を母に持つ女子学生のお話。
瞳の中のシグナル…今回の単行本ではもっとも甘いがほろ苦さもある、青春の刹那、女子学生同士の刹那の百合ならではの意欲作。
快作少女…ナルシストな女の子が彼女に憧れる女の子との刹那の百合関係を持つだけの話。
嘘を束ねて祝福を…新たな恋仲も百合で安心でした。
少女の鳥籠…教育実習生と女子学生との刹那の百合。瞳の中のシグナル同様、今回の単行本における象徴とも言えるお話です。
ふれあう度に恋をして…転校で疎遠になっていた幼馴染みの女子同士の百合。
私と彼女はキスをする…最後のキスで友達に戻る女子学生達のお話。
友達同士でするのと、する為の友達と云々の問いかけが印象深いです。