ましゅまろでぃず (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) の感想

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待ちに待っていた「COMIC失楽天」の実力派・江戸川浪漫先生の単行本。XTCでのデビュー作から追いかけていましたが期待に違わぬ内容で大満足。個人的に「アナルがエロく描ける作家さんは優秀」という自説を持っており、その点先生は及第点を軽く飛び越えるエロさ。あと個人的な好みですが、ヒロイン全員にちゃんと陰毛があるのも高評価。「ギブアンドテイク」なんかは雑誌掲載時からお世話になってます。「みつめアイ」は後輩アナルに放尿というマニアックなプレイ（後輩ちゃんも放尿）もあり歓喜。

ちなみに「まにまに」以外の作品にはすべて描き下ろしの後日談が載ってます（「100晩目」の後日談は本体表紙絵に）。それぞれエロに特化することなく、キャラクター達のその後や行く末を想像させるものになっています（特に「それでもやっぱりキミが好き」が爽やかでナイスです）。先生の「ストーリーも見てもらいたい！」という意思が伝わるようで、まさに帯に書いてあるように「読ませてヌカせる」作品になっていると思いました。これからもうちの愚息を宜しくお願いします。

何というかHシーンの絵柄がダイナミックな作品集。
女の子は巨乳ばかりで陰毛描写あり、汗や体液の描写も濃くてなかなか濃厚な画風です。
ごく一部アナルプレイや不倫＋SM、スワッピングっぽいのとかヘンタイチックな作品もあるので苦手な方は注意。
ほとんどの中編／短編に後日談の描き下ろしが付いてるのは頑張ってるなあと思いました。

Hシーンは濃厚で迫力があるくらいじゃないと、という方にオススメです。