先生、教え子と〈結婚実習〉しませんか？ (美少女文庫) の感想

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主人公がはかりしれない底なし。ゴールドなボールどうなってんの。
とにかくエロい。エロに特化した作品。
表紙のイラストがロリッぽいので敬遠していたが、文章ではそんなことはない。
教師である主人公と受け持ちクラスの生徒であるヒロインが結婚実習という名目で同居生活を始めるのだが、
ヒロインの考えている妻というものがとてもかわいらしいというかいじらしく、
H時も可愛くエロく、成績優秀、料理上手なお嬢様である。挿入時にいちいち「はうんっ」ていうのも可愛い。
終盤に、１ページ以上にわたるヒロインの長セリフがあるが、底なしの相手は
この子しかいないと言うべき、見事な内容だった。エロゲー化して声優さんにしゃべってほしい。
しかし、二人は閉ざされた世界(学校)にのみ存在できるカップルである。
外の世界では引き離されるっぽい状態にあり、学校関係者や他の生徒により守られた世界だ。
ヒロインは２年生のため、あと１年ちょっとで二人の間には、越えられない壁ができあがってしまう。
その壁を破るために、ヒロインを妊娠させるべく励み(といってもずっと生なのでいまさら感)
校内で二人きりで結婚式と称する式をあげる。これもウェディングドレス着用のHのためであろう。
私にはこの後、二人にとっての明るい未来が予想できない。
そもそも、ことエロに関して主人公が相当である。
二人の初H時にヒロインが持参した避妊具を挿入直前に外し、やっぱ生でやりたいと言い放つ。
早出の仕事をすっぽかす。その理由が前夜やりすぎて寝坊したので。(しかし朝からフェラはしてもらっている)
体育授業後に、ヒロインを引っ張り込んでやりまくり、そのあとの授業をサボらす。
など、これが教職３年目かという、やりほうだいである。
エロ小説なんだから、エロくなくてはとも思うが、やはり違和感を感じる。
読後に「この二人はこのまま幸せに暮らしていくんだろうな」と思わせてほしい。
私の勝手な思い込みながら、美少女文庫はラブ＞エロの作品が多いと思っているので、
別レーベルならよかったとも思う。