「宇宙人によるアブダクション」と「金縛り現象」は本当に同じか (OR books) の感想

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参照データ

タイトル「宇宙人によるアブダクション」と「金縛り現象」は本当に同じか (OR books)
発売日販売日未定
製作者大川 隆法
販売元幸福の科学出版
JANコード9784863954656
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 » 宗教入門

購入者の感想

最近、NHKでは超常系のテーマを扱い始めたらしい。特に、幻解ファイルという番組はBSからNHK総合に進出?してくるほどで、これは相当な思い入れがあるらしい。ということで、熱心に番組を楽しみに見てみたら、超常現象を分析しきった挙句、「結局、そういうものはなかった」というオチになっているつくりだった。そんな番組を見て、「うーん、そんなものかな~、本当かな~」と腑に落ちない自分がいたり、「なーんだ」とガッカリ感やモヤモヤ感を持った人に対して、スッパリとその疑問を解いてくれるのがこの本。「超常現象否定論」に対して、真っ向から、「本当にあるのか、ないのか」を問うスタンスで語られていて、その意味で、ものすごくスリリングな展開。なんと宇宙人アブダクション体験者や金縛り体験者を7名集めて、その体験を著者が詳細にリーディングする内容。今まで、アブダクション体験研究については、ハーバード大の精神医学者であるジョン・E・マック博士の著書「アブダクション―宇宙に連れ去られた13人」(世界11ケ国ベストセラー)や、テンプル大の歴史学教授でデビット・ジェイコブズ博士の本も真摯な研究で素晴らしいのですが、それとは桁外れにリアル感が違うアプローチです。対話編で徐々に体験の真相に迫っていくあたりは、シャーロックホームズの推理で謎が解かれていく感じにも似て、迫力があります。特に、そうした体験の再現映像(リアルイラストレーション・かなりうまい!)が随所にあって、これは必見ものだと思います。この真相究明の結果は、想像力豊かなタイプと自認する方であっても、思わず、「おおっ」と唸ってしまうくらい、想像の域を超えるレベルかと思います。結局、現在の科学で解明しきれないレベルの話は、「物質的・証拠的なレベル」でのみ問うて真偽を決めるのではなく、「再現力としての真実性や、リアルさ、実感」をも加味し問うて、究明していかないと、「本当の姿」は把握・認識しきれないのかもしれませんね。例えれば、美術館の世界的名画でも、物質的に「絵の具の研究」だけしても、それが名画であるとは証明できませんから。名画と感ずる「感覚や印象」、この感覚は科学で証明できませんものね。本書を読んで、NHKの番組の限界がよくわかるし、それを超える方法でのアプローチから見えてくる真実は、常識を超えた世界が垣間見れて、感動ものでした。

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幸福の科学出版から発売された大川 隆法の「宇宙人によるアブダクション」と「金縛り現象」は本当に同じか (OR books)(JAN:9784863954656)の感想と評価
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