ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF) の感想
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参照データ
タイトル | ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | グレッグ・イーガン |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 9784150115319 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
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購入者の感想
小説をほとんど読まない中で、グレッグ・イーガンは数少ない固定作家の一人です。
それにしても難解な話でした。歯が立たないどころの話ではなく、歯型すらつかなかったことを告白します。
ウイスキーをちびちびなめるように読んだので、読破まで1年以上かかりました。
可視化できない現象を人は語りにして克服するわけですが、数学、物理学という領域は峻厳で、
空想の類による解釈を明確に拒否します。
主人公がラストシーンで「つまるところ、すべては数学なのだ。」と独り言つところだけは辛うじて共感できました。
私のように文系で、かつ、ゆっくり読む時間を取れない人には向いていない小説だと思います。
面白くないのかと言われればそうではないのですが、
面白いと言えるほど深く読み込めもしなかったので、
それにしても難解な話でした。歯が立たないどころの話ではなく、歯型すらつかなかったことを告白します。
ウイスキーをちびちびなめるように読んだので、読破まで1年以上かかりました。
可視化できない現象を人は語りにして克服するわけですが、数学、物理学という領域は峻厳で、
空想の類による解釈を明確に拒否します。
主人公がラストシーンで「つまるところ、すべては数学なのだ。」と独り言つところだけは辛うじて共感できました。
私のように文系で、かつ、ゆっくり読む時間を取れない人には向いていない小説だと思います。
面白くないのかと言われればそうではないのですが、
面白いと言えるほど深く読み込めもしなかったので、