右脳思考 の感想
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参照データ
タイトル | 右脳思考 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 内田和成 |
販売元 | 東洋経済新報社 |
JANコード | 9784492557860 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » ロジカル・シンキング |
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購入者の感想
元外資系コンサルトップが語る右脳の使い方指南本。あまりのつまらなさに閉口。
コンサル現場や会議での意思決定プロセスを引き合いに、ロジカルなだけではだめで必要なのは根回しや太鼓持ち、とのこと。そして結びでは、勘は経験によって高まる、という当たり前の話で締めている。
この程度の内容なら、世にあまたある対人スキル本の方がはるかに役に立つかと。
何故こんな体たらくになってしまったのか。そもそも何故いま、ロジカルシンキングの権化のような人たちがこのようなことを言い始めたのか。
外資系コンサルでは、仕事の手法がテンプレート化されている。同じような情報をテンプレートにほり込めば、多少の違いはあれど、優秀な人たちにより理路整然とアウトプットが生み出される。ところが、このテンプレートが広がるにつれアウトプットの金太郎飴化が進むため、だれがやっても結論は同じ=つまらない結論という、ジレンマに陥ってしまった。
それを打破する考え方が、右脳という訳である。しかしながら、右脳活用ノウハウは経験値としてこの人たちにはない訳で。(故に外資系ファームが広告代理店を買収、などとということも行っている。)
したがって、本書がつまらんのは当たり前、餅は餅屋、ということかと。
コンサル現場や会議での意思決定プロセスを引き合いに、ロジカルなだけではだめで必要なのは根回しや太鼓持ち、とのこと。そして結びでは、勘は経験によって高まる、という当たり前の話で締めている。
この程度の内容なら、世にあまたある対人スキル本の方がはるかに役に立つかと。
何故こんな体たらくになってしまったのか。そもそも何故いま、ロジカルシンキングの権化のような人たちがこのようなことを言い始めたのか。
外資系コンサルでは、仕事の手法がテンプレート化されている。同じような情報をテンプレートにほり込めば、多少の違いはあれど、優秀な人たちにより理路整然とアウトプットが生み出される。ところが、このテンプレートが広がるにつれアウトプットの金太郎飴化が進むため、だれがやっても結論は同じ=つまらない結論という、ジレンマに陥ってしまった。
それを打破する考え方が、右脳という訳である。しかしながら、右脳活用ノウハウは経験値としてこの人たちにはない訳で。(故に外資系ファームが広告代理店を買収、などとということも行っている。)
したがって、本書がつまらんのは当たり前、餅は餅屋、ということかと。