ロバのサイン会 の感想

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参照データ

タイトルロバのサイン会
発売日販売日未定
製作者吉野 万理子
販売元光文社
JANコード9784334910884
カテゴリ文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » や・ら・わ行の著者

購入者の感想

動物たちの視点で、人間と共に生きていくことを描いた8つの物語。

動物の人間に対する愛情や嫉妬が盛りだくさんで楽しめた。動物たちがここまで人間のことを分かっているなら、人間の接し方も変わるのかもしれない。

個人的には、「お値段100万円」と「青い羽ねむる」が好きだった。

「お値段100万円」は、ある家族に捨てられたティーカッププードルが猫カフェに行くことになった話。自分を犠牲にしても自分を大事にしてくれる飼い主を幸せにしたいと思うココアの気持ちが痛いほど伝わってきた。

「青い羽ねむる」は寿命を迎えたインコのパピプーくんの話。人間の言葉が分かり会話することができるパピプーくん。人間と動物の寿命に関する考え方が丁寧に描かれていたのがよかった。人間ってたくさんの物語といっしょに生きていて、いっしょに生きた人にも持っていってほしいと思っている。パピプーくんと蓮くんのやりとりが切なかった。

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光文社から発売された吉野 万理子のロバのサイン会(JAN:9784334910884)の感想と評価
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