リチャード・コシミズの小説ではない小説 日本の魔界 の感想

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参照データ

タイトルリチャード・コシミズの小説ではない小説 日本の魔界
発売日販売日未定
製作者リチャード・コシミズ
販売元成甲書房
JANコード9784880863122
カテゴリ文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » や・ら・わ行の著者

購入者の感想

私が読む前に主人が読んでしまい主人に口で説明して断捨離されました。

本書ではオウム事件を題材として取り上げているが、オウム事件に限らず、日本という国に巣食う病巣を暴くことが本書の目的であろう。その病巣は本書が真実だとすれば政治家、マスコミ、警察、検察、裁判官、医者などあらゆる分野に及んでいる。

小説の形を採っているため、証拠の提示はなく、ここに書かれていることが真実かどうかの判断は全面的に読者に委ねられる。読んだ印象では「ほぼ真実」であろうと感じた。なぜなら、この小説に何度も出てくる、不審な死の検証がまともに行なわれない事例が、実際にいくつも起きているからだ。自民党の中川昭一氏の酩酊会見から自宅での死までの一連の事件は真相究明の動きが全くなかった。
他にも政治家殺人やオウムの村井氏の暗殺など、いくらでも思い付く。

本書を読んだ後は、本書の裏付けとなる証拠、すなわち統一教会、創価学会が政治や警察、裁判所などに巣食っている証拠を示す本を出版して欲しいと感じた。証拠もなくこの小説を書いたわけではないだろうから。そうすることで本書の価値も上がるはずである。

途中から「もしかしてそうかなあ?」とは思っていたが、主人公のKが著者であることは最後の最後に分かるようになっている。小説と呼ぶには心もとないレベルであるが、RK氏の経歴を知ることができること、著者の活動の原動力がこの実体験であることが分かること、という二つの意味で興味深い。

スリルとサスペンスです。

決して他人事ではない内容です。

この本を読めば、カルト宗教というのは表向きの顔であって、裏の顔こそが重要!だということがわかります。

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