ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書) の感想

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参照データ

タイトルラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)
発売日販売日未定
製作者荒木 香織
販売元講談社
JANコード9784062729291
カテゴリ » ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学

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購入者の感想

この本を買ったのは4年前のワールドカップの時、エディー監督に率いられた日本チームがブライトンの奇跡を成し遂げたのを見てつい買っってみたのだが、その時は深く考えもせずにチームメンバーの誰かが書いたのだろうという程度の認識で、途中まで読んだだけだった。今回ワールドカップで再び盛り上がったので(3回もファンゾーンに足を運んでしまいました)再読してみたが、当時は誰だかわからなかった廣瀬選手がTVドラマで活躍していたりして、登場メンバーのその後もわかって興味深く読めた。意外だったのは廣瀬選手がチームキャプテンを務めながらほとんど試合に出してもらえていなかったという点。これは正直かなりきついと思う。どんな組織でも実力がない上司のポジションになった瞬間に本人のモチベーションも相当に下がるはずだからだ。それでも著者は影のキャプテンというイメージを考案して影の存在でもきちんと役割と責任を与えて評価する、という点が印象に残った。どんな組織でもチームである以上はそれぞれが出来るだけのことをしないといけないが、その際に評価する側はスター選手以上に日の当たらないメンバーの貢献を評価することが重要だと教えられた。また、個々のプレーの評価で今のはよかった、という評価を与えることが少ないことへの問題提議も参考になった。自分の弱みを把握することも重要だが、すでに出来ていることも際限なく改善するループに陥ってしまうと良くない。「出来ていることはこのままでいこう」という割り切りをコーチ抜きで客観的に把握することは難しいだけに意識しておくことが重要だと思った。更に自信がある人になる方法として自信があるようにふるまう、というのもおもしろい。どっちが先かなという気はするが、日本代表としての自分に誇りを持つなど色々対策をしたのかな、と思った。所詮自信は内面の話なので一般人でもひねり出せるものは使った方が良いという風に理解しました。最後に、決して他人と比べない、目標としては過去の自分のパフォーマンスを指標にする、というのも忘れてはならないと思う。

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