男が30代でやめるべき習慣 ~賢者たちの一流の教え の感想

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参照データ

タイトル男が30代でやめるべき習慣 ~賢者たちの一流の教え
発売日販売日未定
製作者適菜 収
販売元大和書房
JANコード9784479795551
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

自己啓発本を書く著者の多くは「自己啓発本なんか読むな」と言う。自分の著書は棚に上げて。
逆に、自己啓発本を好んで読む人の多くは、自己啓発本を読んだあとにまた別の自己啓発本を読む。

つまり、「自己啓発本なんか読むな」というのはそういう読者のための警告であり、
「この本を最後に、自己啓発本を卒業しなさいね」と言っているのだ。

適菜収のこの本も同様で、「自己啓発をやめる」という項目もある。
ただ、類書と違っているのはところどころで引用される文章が非常に真っ当なものだということだ。
自分の成功体験だけで語っている汎用性のないものではなく、真っ当な人たちの著作から引用してるから説得力がある。

この本の次に、くだらない自己啓発本を読まないためにも、
参考文献としてそれらの著作をここにメモしておく。

-----------(参考文献)-----------

エッカーマン『ゲーテとの対話』
ギュスターヴ・ル・ボン『群集心理』
小林秀雄『読書について』
マキャベリ『君主論』
世阿弥『風姿花伝』
三島由紀夫「小説家志望の少年へ」
エピクロス『エピクロスーー教説と手紙ーー』
ニーチェ『人間的、あまりに人間的』
ウォルター・リップマン『世論』
ベルクソン『笑い』
ジョージ・オーウェル『1984年』
ショウペンハウエル『読書について』
ハンナ・アレント『全体主義の起源』
モーゼス・フィンリー『民主主義 古代と現代』
オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』
三島由紀夫『文章読本』
ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン『美味礼賛』

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けっこう多かった…。
中でも『ゲーテとの対話』はたびたび出てくる。

一流のものに触れるために、三流のものに触れる時間を削る。

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