本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (戦後再発見」双書2) の感想

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参照データ

タイトル本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (戦後再発見」双書2)
発売日販売日未定
製作者前泊 博盛
販売元創元社
JANコード9784422300528
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

「対米従属するポチのままでいいのか?」保守系の言論誌で見かけるクリシェだが、この本を読んでからはこの手の議論にまったく関心が持てなくなりました。

・・・だって、ポチそのものなんだもん。ポチのままでいいのかどうかなんて、問うだけ時間の無駄、無駄。

訳の分からないガイジンが米軍機に乗って、入国審査もなしに我が国に勝手に入ってきて、勝手に出ていく。昔、基地の近くの街に住んでいて、米軍関係者の傲慢不遜な態度に業を煮やしていましたが、これを読んで納得。あいつら、この国が植民地だと思ってやがるんだ。妙にスッキリしました。

出版社に要望が一つ。内容も平易で、国民なら誰でも知っていなければならない話が満載なので、是非とも小学生が手にとって読めるような、読みたくなるような本にしてください。こんなガチガチな表紙とタイトルでは、売れるものも売れません!お願いします。

読んでびっくりです。
米軍が「日本のここに基地作りたい」と言えば、日本政府は事実上拒否できないなんて、もはや植民地に近い協定です。
沖縄はじめ多くの日本人女性が米兵にレイプされても、どうにもできないのは日米地位協定とそれにからむ密約。
おまけに、米軍関係者と称すれば、CIAなどの人たちはいつでも日本に出入りし放題。
日本の上空のかなりのスペースを米軍が事実上占領してる。

もう、ひどい、ひどすぎる協定です。

娘さんのいる方は、米軍基地の近くには住まないほうがいいです。

日本国民としての尊厳や誇りもなく見苦しいまでのアメリカ隷属根性の持ち主は、アメリカが日本を守ってくれると本気で考えているような能天気な人間でもあろう。駐留米軍は日本の安全にとって、実際上、虚仮威し効果しか持たないと思うが、いなくなれば問題ではある。それにしても、アメリカへのあまりに卑屈な
扈従態度は、これはもう売国レベルだということが、よく理解できた。

 参議院で審理中の安保問題(ウィキリークスがアメリカが日本政府を盗聴していたことを報道し、しかも政府はさして抗議しませんでしたが、その問題も・・)、交渉が難航しているTPP問題、沖縄の基地問題、10日にも再稼働する見込みの川内原発をはじめとした原発問題・・。
 それらについて勉強し考えるために、こちらの「戦後再発見」シリーズは実に有難い存在です。一見固くて読みにくそうな本に見えますが、意外と文字は大きいですし、本書の前半、パート1の部分はQ&A方式になっているという、存外門外漢に易しい作りになっています。一人でも多くの国民に読んでもらい、問題意識を持ってもらいたいとの思いで著者の方や編集者さんが苦心されたのでしょう。
 
 このところ、大学生さんや高校生さん、ママさん方の団体が暑い中粘り強くデモなどをされていますが、わたしもいい大人なのに非力で申し訳ないという気持ちになります。随分前から言われていたことではありますけれども-ジャン・ジャック・ルソーは「代議制民主主義は選挙が終われば、国民は奴隷のようなものになる」と考えていたそうですが、SNSが発達して基本ツール化していくと、直接民主主義に近い新しい民主主義の表現が可能になるのかもしれないですね。本当に自分も頑張らなくてはいけないなと思います。

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