切り絵作家gardenの 草花と動物の切り絵図案集 の感想

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昔からシルエットのものが好きで、影絵作家さんや切り絵作家さんの画集などを良く見ます。
少し前まではモービルにしたものや、日本古来のものが多くてなかなか「これだ！」と思える作品がありませんでした。
個人的には繊細なレース調のものは甘過ぎるデザインで好きではありません。

ですがこちらの作品は計算し尽されているシンプルさといいますか、スタイリッシュな潔さを感じます。
でもそれでいてほっこりと温かみを感じるような愛らしさもあって、アート作品というよりデザイン画という感じです。
その親近感が「自分にも切れそう♪」「見ていると楽しい~可愛い~癒される~♪」になるような気がします。
なかなかどうして切るとなると大変そうですが笑、でも見ているだけでとても満足出来ます。
自分にはとても好みに合った作家さんです。

３作目となった図案集（１作目切り絵作家 gardenの素敵な切り絵図案集、２作目切り絵作家gardenの切り絵で作る浮世絵）です。
１作目のパワーアップというイメージですね。見ているだけで切りたくなる切り絵が満載です。ウズウズ。
私の感想を載せておきます。

　・とりあえず、線が細い。（１作目の花ウサギ・花蝶々と同じ細さ）

　・遊び心で、何か隠れてる。それがいい。

　・枠の中に枠を入れ、その中に作品を入れるなど、本のスペースを生かしている。

　・組み合わせることで無限の広がりがあると想像させられる１冊です。１作目とも合わせて楽しみたい。
　　（バラの組み合わせの例、花の組み合わせの例が載っています（想像の翼が広がりました））

ぜひ、１作目を堪能したあとにこの作品を切りましょう。そして、次の図案集も楽しみです。

一冊目を買ってのめりこんだばかりです。
浮世絵の方はまだ買ってません。紫陽花は素敵ですが…
フレーム的なパーツと、メイン向きのパーツ。
あとはどんどん応用してね、ということですね。

大作、作れる気がしないのですが、かくれんぼしている動物を探すのが楽しいです。
作風がとても好みなので、買ってよかったです。この価格でこれだけ載っていたら、満足です。
色つきの最後の紙、もったいなく感じてしまって、多分、自分で色をつけますね。でも、いい試みだと思いました。
今後もたのしみな作者様です。