人を動かす対話術 (PHP新書) の感想
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参照データ
タイトル | 人を動かす対話術 (PHP新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岡田 尊司 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569796666 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門 |
購入者の感想
代表的な対話技術について、理論と実践の両面から本格的に書かれている。いわゆるビジネス書などにあふれているコミュニケーション術や言葉の使い方といったレベルとは違って、本当の意味で相手の心を動かすには、どうすればよいか、過去数十年に培われた対話技法を総動員して論じた本である。個人的に悩んでいることがあったので、とても参考になった。特に、解決志向アプローチのところは。
ロジャーズや認知療法くらいは知っていたが、解決志向アプローチや動機づけ面接法、コフートやリネハンの方法となると、具体的な中身まではよく知らないというのが正直なところだったが、そのエッセンスがよくわかった。理屈でわかるだけでなく、実践的な対話の進め方にも、具体手に使える言い回しが、多数載せられていて参考になった。言葉の対話による方法だけでなく、行動と対話する方法まで書かれていたのには恐れ入った。こちらも、使えそうだ。対話をするときの言葉の使い方一つ、話の持って行き方一つで、その後の成り行きが大きく左右されるということを改めて納得すると同時に、対話技法というものが、ある種の哲学的要素を含み、なかなか興味深く、奥が深いものだということを学ばしてもらった。
ロジャーズや認知療法くらいは知っていたが、解決志向アプローチや動機づけ面接法、コフートやリネハンの方法となると、具体的な中身まではよく知らないというのが正直なところだったが、そのエッセンスがよくわかった。理屈でわかるだけでなく、実践的な対話の進め方にも、具体手に使える言い回しが、多数載せられていて参考になった。言葉の対話による方法だけでなく、行動と対話する方法まで書かれていたのには恐れ入った。こちらも、使えそうだ。対話をするときの言葉の使い方一つ、話の持って行き方一つで、その後の成り行きが大きく左右されるということを改めて納得すると同時に、対話技法というものが、ある種の哲学的要素を含み、なかなか興味深く、奥が深いものだということを学ばしてもらった。