ぼくが葬儀屋さんになった理由 (講談社+α文庫) の感想

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タイトルぼくが葬儀屋さんになった理由 (講談社+α文庫)
発売日販売日未定
製作者冨安 徳久
販売元講談社
JANコード9784062813143
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » た行の著者

購入者の感想

若くして立派な葬儀会社を立ち上げた著者の半生記。お客さんである遺族の悲しみによりそい、思いやりあふれるその仕事に感謝してもらうこと、をモットーに突き進んできたその人生が、テンポよく読ませる物語として書かれている。
大学をやめて葬儀会社に飛び込んでから、様々な苦労や素敵な人生の先輩との出会いを経て、やがて自分の理念を思うままに現実化できる会社(「ティア」)を地道に企業していくまでの過程には、たいへん学ぶところが多い。ただただ人に喜んでもらうための努力を続けていくことが、やがて自分の成功につながっていく、という幸せの連続には、とても勇気づけられる。
仕事はプロとしてきっちりこなす、しかし遺族の「悲しみ」には常に共鳴してしまう感性を持ち続ける。そうした「教え」を社員に周知徹底させる。そこには、やや語弊があることを承知でいえば、現代人の「死」をめぐる頼もしい「宗教団体」の構築とも評しうる力強さを感じる。すばらしい。

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