トマティス流 最強の外国語学習法―英語を話すには「英語の耳」が必要だ! の感想

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少し古めだが、発売当初に初めて読んだ時は、知らないことばかりで面白かった。
周波数の違いから英語と日本語の違いを紹介、英語の周波数帯である高周波数帯の音を聞きなれることで（自前でするなら、例えばモーツァルトのクラッシックとか）で、聞こえない音も聞こえるようになるという。

リスニング能力についての話では、人間は生まれた当初であれば、ピアノの鍵盤が全部、耳にセットされて機能している感じだが、低周波音帯の日本語環境の中で年を経ていくと、使わない鍵盤に埃がたまる如く、耳の中での高周波数帯を聞き取る能力が退化していくことから、英語が聞き取れなくなるのだという。
英語発音は、10歳までに叩き込めばネイティブに近い発音が自然とできるといわれるが、それもこれに影響しているのかなあ。

語学の基本的なことが理解出来たように思う。これを基礎にして、教材を探してみたいと思う。