超機密 新世紀エヴァンゲリオン 最終報告書 の感想

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人気アニメ、エヴァンゲリオン。
…と一口に言っても、漫画版、TV版、新旧劇場版と幅広い。
そのうち、本書は、漫画版の解析をメインにする。
その解析の中で、必要に応じて、TV版、新旧劇場版が言及される。
だから、漫画版を読んでいない人にとっては、
仮にTV版、新旧劇場版を知っていても、内容が理解できない箇所があるので注意。

個人的に良いと思ったのは、ストーリー対照表。
漫画版、TV版、新旧劇場版で、微妙に異なるストーリーを、
分かりやすく対照表にまとめている。
例えると、よく歴史の教科書に載ってる、世界史と日本史を対照した歴史の年表みたい。

また、用語集は、エヴァ基本用語から、発展用語まで、幅広く記載してあって、良かった。
例えば、「綾波レイ」といった基本中の基本から、
「ガフの部屋」「黒き月」といった、物語の核心をなす用語まで、説明してある。

kndle版を購入しました。
ＴＶでも映画でもなく、漫画版をターゲットとした考察本です。ちょうど漫画版も完結しましたので、エヴァＦＡＮとしてはぜひ一読をお勧めします。
パラレルな展開をしてきた（している？）エヴァシリーズの世界感をさらに深める事ができますね。
そろそろ映画次回作の情報が欲しい気もしますが・・・