7年目のツレがうつになりまして。 の感想
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参照データ
タイトル | 7年目のツレがうつになりまして。 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 細川 貂々 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344020467 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
まず最初に断らなければならないことは、この本の時点では、作者夫妻にとっては、「ツレのうつ」はすでに過去の話になっており、
そのため「ツレうつ」「その後のツレうつ」が持っていた「楽しんで読めるうつ病の教科書」「患者と家族がどう暮らしてゆけばよいか」といった要素は
皆無になっていると言うことです。ツレさんのあとがきにも、必死で闘病していたころの迫力や一生懸命さは伺えません。
これまでのうつに関する著作の集大成的なものを期待すると肩すかしを食います。
一言で言うと「うつが過去のことになった後のこの一家のホームドラマ」になってしまっています。うつに関する総括と言ったものは何もありません。
現にうつになっている方には、「ツレうつ」と「その後のツレうつ」をセットで読むことをお勧めします。
ツレうつで、ツレさんたちに興味を持った方が軽く読む分には良いと思います。この本も「こだわりマック」と同じで、
タイトルから期待されるような内容ではないですね。細川貂々さんは、そういう意味では読者のニーズをくみ取ることが苦手なようです。
そのため「ツレうつ」「その後のツレうつ」が持っていた「楽しんで読めるうつ病の教科書」「患者と家族がどう暮らしてゆけばよいか」といった要素は
皆無になっていると言うことです。ツレさんのあとがきにも、必死で闘病していたころの迫力や一生懸命さは伺えません。
これまでのうつに関する著作の集大成的なものを期待すると肩すかしを食います。
一言で言うと「うつが過去のことになった後のこの一家のホームドラマ」になってしまっています。うつに関する総括と言ったものは何もありません。
現にうつになっている方には、「ツレうつ」と「その後のツレうつ」をセットで読むことをお勧めします。
ツレうつで、ツレさんたちに興味を持った方が軽く読む分には良いと思います。この本も「こだわりマック」と同じで、
タイトルから期待されるような内容ではないですね。細川貂々さんは、そういう意味では読者のニーズをくみ取ることが苦手なようです。