白蓮:気高く、純粋に。時代を翔けた愛の生涯 の感想

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参照データ

タイトル白蓮:気高く、純粋に。時代を翔けた愛の生涯
発売日販売日未定
販売元河出書房新社
JANコード9784309023137
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆

購入者の感想

白蓮をはじめ、夫の宮崎龍介、村岡花子、伊藤伝右衛門、など多数の関係者が
雑誌などに寄稿した記事を、丹念に採録してあります。
その中でも、白蓮自身が「現代婦人伝」(1940年)に寄稿した自伝エッセイが、
本人の気持ちを最も雄弁に語っているのではないかと思いました。
白蓮の純粋さ、一途さが伝わってきました。

みやびな料紙を思わせる便箋と封筒に思いを込めて、
白蓮と宮崎龍介が2年間に700通もの恋文をやり取りしたとのこと。
そのごく一部が掲載されていますが、そのわずかな書簡から、
二人の息遣いまでが感じられます。

白蓮は「十組の夫婦のうち思わぬ人の妻となっているものが七人(中略)
世の中に思う人の妻である女ほど幸福なものはありませんわ。」
(文藝春秋、1927年)とも書いています。
そういう時代に、純粋さを一途に貫いた白蓮を知るには、良い資料だと思います。

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