Still Life (Talking) の感想

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参照データ

タイトルStill Life (Talking)
発売日2006-02-06
アーティストPat Metheny
販売元Nonesuch
JANコード0075597994827
Disc 1 :Minuando (Six Eight)
So May It Secretly Begin
Last Train Home
(It's Just) Talk
Third Wind
Distance
In Her Family
カテゴリミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン » モダンジャズ

※サンプル画像

購入者の感想

自分はこの作品がメセニーのバンド作での最高傑作であると考えています。
前作「First Circle」で何かをつかんだメセニーグループが、その瞬間で最高のものをそのままの形で出しきった作品だと思います。
JAZZ、フュージョンの枠を超えた物語性と、多彩な音楽的アイディアを可能にする演奏力。

どんなに時間が経過しても、このアルバムの世界は生み落とされたときの状態で虚空に静止し聞き手に呼びかける、
そんな印象を受けます。

その後数年にわたって展開されるメセニーミュージックの萌芽が、この時点ですでに完成形として提示されていることにも驚きを覚えます。
それとなく郷愁を感じさせるアルバムアートや曲名とともに五感に訴えかける作品です。

 開局当時のJ-WAVEに「Pazz & Jops」というジョン・カビラ氏がナビゲートしていた深夜番組があり、そのエンディングテーマ曲がこのCDの3曲目にある「Last Train Home」。
 静かに淡々と刻まれるスネアのリズムを、美しくも切なくシンセギターとヴォイスが流れるように追いかける。この懐かしくモノ哀しいエンディング曲のために番組を聴いているうちに欲しくなってCDを手に入れた。
 驚いたのは全曲がとにかく美しいこと。「Minuando」は重く低く始まるが突然の明転に鳥肌の立つ思いだし、「So May It Secretly Begin」は冒頭から文句なく美しい旋律で飽きることがない。最初の3曲だけでも充分価値あるCDだと思う。パット・メセニーについては、たまたま買ったLP(そんな時代です)でゲイリー・バートン(ビブラフォン)のグループにいることを知っていた程度だったが、このCDを機に改めて聴き始めた。
 1曲だけのためにアルバムを購入することは誰しもあると思う。でもこのCDは「1曲だけ」で終わらせなかった。私にとって最も価値ある1枚だ。

このアルバムは、Metheny Groupとしては20年前に発表されたものですが、
そのサウンドは今聞いても新鮮な感じがしていてブラジル・ティスト溢れる仕上がりになっています。

一日が終わり寛ぎの時間やお酒を飲みながら聞くと贅沢過ぎるくらいにハッピーな
ひと時が過ごせるので聞かないと人生の損だと思います。

やはり、パットメセニー・グループを代表する名盤の1枚と言えるでしょう。
何回聞いても飽きることがなく、心地良さをいつでも感じられる、
最高なジャズ・フュージョンです。

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