フライング・スター風水術―人生が劇的に変わる実践香港風水 の感想

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風水本を何十冊と読みましたが、本の厚さに比べて非常に中身が濃くなっています。
他の本では、秘伝といわれるものは紹介はしていてもその対処方法はほとんど解説はしていません。この本では対処方法も解説しており、初心者にも、ある程度勉強している方にもバイブルになる良書です。私は10回以上読み返しています。
欲を言えば8運・9運・1運により変化する数字の意味の詳しい解説が欲しい。
次回出版においては、その辺の解説と擇日法の解説、それと今回紹介と解説のなかった杭打ち法等その他秘伝の解説を期待したい。

今更ながら、この事実をしっかり指摘されている風水師はたぶん古今東西探しても福田先生位ではないでしょうか？実証できない占いの世界をスピリチュアルだ、アンドロメダ大星雲からの電波だ、財布は黄色がいいとか、俺は一級建築士だとか、幼少のころから東西の占いに慣れ親しみ等々、やっぱり占いの類と流されるのが関の山だと思うのですが、この先生（東工大の卒業生）は、すごいと思います。風水は科学じゃないよとまず断ってから話が始まるところ、記述に再現性があり、だれがやっても一応同じ結論が導かれるところが本当にすごいと思います。相当、精読しないとかなりシンプルに読みやすい記述を試みられているのですが、それでもそこそこ難しい内容を後半は説明されています。フライングスターの書き方とか、五行の説明とか、極めておられますよ。

これまで多くの風水書籍を買い漁りましたが、間違いなくここ数年で３本の指に入る風水の「良書」です。
風水系の書籍は腐る程出版されており、ほとんどが机上の空論のでっち上げですが、この書籍は中身のない本とは違います。
理由は２つです。先ず１点目が「全て著者の実体験」に基づいている点です。
良くも悪くも著者が長年の鑑定経験を通じてリアルな体験やに基づいています。具体的な論点で綴られており、当然文脈にも説得力がありますし納得して読み進められます。
そして２点目が、「読んでいて面白い」点です。面白さは意外に大事だと思います。
だいたいこの類の書籍はありきたりでつまらないものが多いです。どこかで読んだことのある内容が手を変え品を変え書籍用に作った仮想ケースが大半です。
ところがこの本は斬新なフライングスターという風水の思考法が「著者の実体験」に基づいて書かれていて飽きません。
裏技的な秘伝ノウハウが随所に散りばめられており、寝るのも忘れて一気に読破しました。
コストパフォーマンスは非常に高いので、この本を読んだ事で人生を一変させてしまう人も出るかもしれません。
入門者に対しても非常にわかりやすく書かれており、風水に迷いがある方にお奨めです。