なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践 - 9784862761545
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参照データ
タイトル | なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ロバート・キーガン |
販売元 | 英治出版 |
JANコード | 9784862761545 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業経営 » 企業革新 |
※サンプル画像
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購入者の感想
タイトルの言葉はとても上手な日本語訳だと感心しましたが原題の"Immunity to change"はもう一歩踏み込んだ深さと味があります。Immunity (免疫)は適切に機能すれば、私たちの身体を防御するのに役立ちますが、暴走すれば、アレルギーやショックを起こします。私たちはある年齢に達すると、そして組織はある程度上手くいくと、もう変わらなくてやっていけるようになった気がしてきます。その在り方は、変わることの不安定さや恐怖に直面することから 自分を防御している状態です。しかし現実の身の回りには沢山のモンダイがあり、これを解消するには、自分が痛みや不安を乗り越えて変わらなければならない場面もあります。その痛みや不安は時に過剰な反応を自分や組織に引き起こします。人も組織も変わることへの免疫機能を働かせているようです。人がある対象に向かうとき何らかの道具を用いる場面で、ある対象へは道具を改善すれば対応かのうでしょうが、別の対象には、道具だけで無くその人自身が適応する必要があります。この1冊全体の通奏低音として「ハイフェッツに言わせれば、リーダーが犯す最も大きな過ちは、適応を要する課題を解決したいときに技術的手段を用いてしまうことだ。」(46頁)というハイフェッツの主張が展開されています。
1990年代の心理学の重大な知見が「思春期以降も人の知性が発達する余地がある」ことと、その反面「思春期以降に知性のレベルが質的に高まる人があまりいない」ことのようです。(422頁)
この知見に落胆するか、挑戦するか、、、、僕は挑戦してみます。
☆1個減点は、やや冗長に感じました。忙しい方ならば、第1部と第3部を読んで、時間のあるときに第2部を読むことをお勧めします。
1990年代の心理学の重大な知見が「思春期以降も人の知性が発達する余地がある」ことと、その反面「思春期以降に知性のレベルが質的に高まる人があまりいない」ことのようです。(422頁)
この知見に落胆するか、挑戦するか、、、、僕は挑戦してみます。
☆1個減点は、やや冗長に感じました。忙しい方ならば、第1部と第3部を読んで、時間のあるときに第2部を読むことをお勧めします。