激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース富山~静岡415㎞ の感想
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参照データ
タイトル | 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース富山~静岡415㎞ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | NHKスペシャル取材班 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087815276 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
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購入者の感想
NHKスペシャルで放送された番組NHKスペシャル 激走! 日本アルプス大縦断 ~トランスジャパン・アルプス・レース~ [DVD]の舞台裏だけでなく、テレビよりもより生々しい光景が見えてくるノンフィクションです。
番組のほうでは、主に雄大な日本アルプスの風景とそこを疾走する選手を描くことが中心で、時には大嵐に巻き込まれながらも走り続ける選手や、無念のリタイヤをする選手の涙がこのレースの過酷さと感動を見せてくれます。しかし、本書を読んだ後に番組を見ると、その裏側にあった選手の思いや背景、番組にほとんど登場することのなかった選手も含め、撮影に挑んだスタッフ、運営者たちのことも見えてきます。多くの人々の思いがこのレースを支えているのだなと思いました。
選手たちがすき家の牛丼で胃袋を満たしていたり、突然姿を消してライバルと差を広げようとする選手、番組の終盤に「3時間でたった100mしか進まなかった」選手に一体何が起こっていたのか。本書を読んだ後、録画した1時間15分の番組を改めて見ると逆に番組に物足りなさを感じてしまうのは、私だけではないと思います。決して番組に力が感じられないというのではなく、「なぜ彼らは走るのか」をじっくり体感しながら進んでいくには本書にさらに助けを借りる必要がありそうなほど、しっかり描かれているのです。
買ったときは、1日につき1章(選手たちの1日分)を読んでいこうと思っていましたが、あまりにおもしろく、私も先頭を走った望月選手のように、時間を惜しむように一気に読んでしまいました。読み終えた後の爽快さと、何かが終わってしまった物悲しさを感じつつ、次回2014年のレースでは公開されるであろうGPS情報を使って選手たちをネットから追いかけてみたいと思いました。
番組のほうでは、主に雄大な日本アルプスの風景とそこを疾走する選手を描くことが中心で、時には大嵐に巻き込まれながらも走り続ける選手や、無念のリタイヤをする選手の涙がこのレースの過酷さと感動を見せてくれます。しかし、本書を読んだ後に番組を見ると、その裏側にあった選手の思いや背景、番組にほとんど登場することのなかった選手も含め、撮影に挑んだスタッフ、運営者たちのことも見えてきます。多くの人々の思いがこのレースを支えているのだなと思いました。
選手たちがすき家の牛丼で胃袋を満たしていたり、突然姿を消してライバルと差を広げようとする選手、番組の終盤に「3時間でたった100mしか進まなかった」選手に一体何が起こっていたのか。本書を読んだ後、録画した1時間15分の番組を改めて見ると逆に番組に物足りなさを感じてしまうのは、私だけではないと思います。決して番組に力が感じられないというのではなく、「なぜ彼らは走るのか」をじっくり体感しながら進んでいくには本書にさらに助けを借りる必要がありそうなほど、しっかり描かれているのです。
買ったときは、1日につき1章(選手たちの1日分)を読んでいこうと思っていましたが、あまりにおもしろく、私も先頭を走った望月選手のように、時間を惜しむように一気に読んでしまいました。読み終えた後の爽快さと、何かが終わってしまった物悲しさを感じつつ、次回2014年のレースでは公開されるであろうGPS情報を使って選手たちをネットから追いかけてみたいと思いました。