絵で見てわかるシステム構築のためのOracle設計 (DB Selection) の感想

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タイトル絵で見てわかるシステム構築のためのOracle設計 (DB Selection)
発売日販売日未定
製作者加藤 健
販売元翔泳社
JANコード9784798124971
カテゴリコンピュータ・IT » アプリケーション » データベース » Oracle

購入者の感想

会社で、Oracleを管理する人になったりするのであれば読んでおいたほうが良いと思います。

 でも、Oracleの設計ってSEの方が業務をされることが多いので私には
 あまり読んでもピンときませんでした。
 
業務を把握する立場の方は是非お読みいただくことをおすすめします。

日本オラクルのデータベースコンサルタントが書いた Oracle Database の設計本(物理設計・高可用性設計・運用設計など)です。

絵で見てわかるOracleの仕組み
絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている

などの「絵で見てわかる〜」シリーズの小田圭二さん監修です。

現場のエンジニアが Oracle Database の設計をするときに困るのは、製品マニュアルを読んでもよくわからない、本を読んである程度理解したが、結局、設定値をどうすればよいかわからないといったところではないかと思います。この本では、設計や設定にどういう選択肢があり、それぞれのメリット・デメリットは何か、さらによくわからない場合はこの辺の設定値にして様子を見るとよいといった具合に書かれていて、現場で設計で悩んでいるエンジニアが手元に置いておくと役に立つ一冊だと思います。

CHAPTER5 高可用性設計、CHAPTER6 クラスタ設計、CHAPTER7 スタンバイ設計はかなり深い内容まで踏み込んで書かれており、RAC、Data Guard を使われているエンジニアには必携の書だと思います。

さらに詳しくはブログで中身についても紹介していますのでご覧ください。
[・・・]

要件定義から設計、テストまでOracle設計について一通り説明されている
440ページの大作です。

「案を列挙して、顧客に選択させようとするのは好ましくない」
「故障をゼロにするのではなく、回復するスピードを上げる方がずっと効率的」

といった内容は、まさに精鋭コンサルタントの経験が
反映されている部分ですね。

データベースエンジニアは、物理設計から関わることが多いと思いますが、
要件定義、基本設計の章は、システム構築の流れを知る上で、
特に若手が読むと有意義な内容と感じました。

物理設計の章は、まさに教科書というべき内容です。
OS設計から始まり、データベース設計も丁寧に解説されています。
新規にOracleを導入する際には、ぜひ参考にしたい内容ですね。

高可用性設計、クラスタ設計、スタンバイ設計の章は、
深い部分まで踏み込んで記載されていることもあり、
理解するまで時間が掛かると思いますが、RACやDataGuardを
実務で利用しているエンジニアには非常に有意義な内容と思います。

運用設計の章は、既に運用しているデータベースにも
有用な章であると感じました。そもそも運用設計がされていない
データベースもあるかもしれませんが、監視やメンテナンス方針などの
見直しをする際に参考になりそうです。

一気通貫で読み進めるのは少ししんどく、一部内容が難しい部分もありますが、
必要な部分を自分のスキルアップのタイミングに合わせて、読み進めることで、
Oracle設計に関するスキルを底上げできる良書かと思います。

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