老いを自由に生きる~とらわれない・持たないブッダの智慧~ (だいわ文庫 B 176-2) の感想
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参照データ
タイトル | 老いを自由に生きる~とらわれない・持たないブッダの智慧~ (だいわ文庫 B 176-2) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アルボムッレ スマナサーラ |
販売元 | 大和書房 |
JANコード | 9784479305262 |
カテゴリ | 人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門 |
購入者の感想
人生とは虚しく、苦しく、最後は死ぬだけ。
懸命にがんばっても、なにも残りません。
スマナサーラ長老は、スパッと断言する。
どんなに出世しても、必死で体をきたえても、
苦労につぶされないようにがんばっても、
化粧をしても、健康に気を使っても、
人は老いて、結局はしわくちゃになって終わるのです。
命を賭ける覚悟で子どもを育てても、いずれ親は家に取り残される。
結局、最後はそんなものなのです…。
「あ~あ」と思わずため息が出るが、
すかさず長老は力をこめる。
やっぱり人生は虚しいんだ、と自暴自棄になってはいけない。
力を抜いて、もっと気楽に生きていいですよ、と私は言いたいのです。
今が幸せでない人は、死んでからも幸せにはなれません。
がまんやストレスをいっぱい抱えこんだまま死んでしまったら
死んでからもそのままです。明るいところへ行くことはできません。
今日が最高なら、明日もよくなります。
もっと気楽に。
長老はブッダの教えとしてほかに
「(好きなことに)一生懸命」
「(できる限り)精一杯」も勧め、
なにかに無心に打ち込んで、時を忘れると
心の老化が止まる、と説いている。
まず、自分の好きなこと、
おもしろくてたまらないことを
ホンネでさがして
そこに熱中し、どんどん深める。
それがきっと、タイトルの
「老いを自由に生きる」ことに
つながっていくのだろう。
おもしろきこともなき世をおもしろく、という
高杉晋作の言葉を思い出した。
懸命にがんばっても、なにも残りません。
スマナサーラ長老は、スパッと断言する。
どんなに出世しても、必死で体をきたえても、
苦労につぶされないようにがんばっても、
化粧をしても、健康に気を使っても、
人は老いて、結局はしわくちゃになって終わるのです。
命を賭ける覚悟で子どもを育てても、いずれ親は家に取り残される。
結局、最後はそんなものなのです…。
「あ~あ」と思わずため息が出るが、
すかさず長老は力をこめる。
やっぱり人生は虚しいんだ、と自暴自棄になってはいけない。
力を抜いて、もっと気楽に生きていいですよ、と私は言いたいのです。
今が幸せでない人は、死んでからも幸せにはなれません。
がまんやストレスをいっぱい抱えこんだまま死んでしまったら
死んでからもそのままです。明るいところへ行くことはできません。
今日が最高なら、明日もよくなります。
もっと気楽に。
長老はブッダの教えとしてほかに
「(好きなことに)一生懸命」
「(できる限り)精一杯」も勧め、
なにかに無心に打ち込んで、時を忘れると
心の老化が止まる、と説いている。
まず、自分の好きなこと、
おもしろくてたまらないことを
ホンネでさがして
そこに熱中し、どんどん深める。
それがきっと、タイトルの
「老いを自由に生きる」ことに
つながっていくのだろう。
おもしろきこともなき世をおもしろく、という
高杉晋作の言葉を思い出した。