皇帝ペンギン [DVD] の感想

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ペンギンは可愛かったので暇つぶしにはなった。コウテイペンギンについて多少知ってれば今観て目新しく感じる映像はないけど。2005年の映画なせいか画質は荒い。人間がペンギンの台詞を勝手に付け加えてるのは邪魔。日本の動物番組でもよくやる演出だけどホント嫌い。台詞がポエムっぽいのも失笑。アメリカでは台詞を排しモーガン・フリーマンのナレーションを加えたものでアカデミー取ったらしいけどそれが見たかった。あとアザラシとか天敵を”悪”として描くのってどうなの。アザラシに襲われるシーンなんて牙をむくアザラシの口元をおぞましくアップで映して”怪物が2つの命を奪った”。…”怪物”て。ペンギンが魚喰うのも一緒やん。ドキュメンタリーは作り手のセンチメンタリズムを排除して”事実”だけを映して欲しいなー。

南極の厳しい寒さの中を生き抜く皇帝ペンギンの生態を追ったドキュメンタリーフィルムです。とても貴重な映像なのだとは思いますが、延々とペンギンの姿だけだと、ずっと見ているのは、少々きついかもしれません。自然は厳しいなあとは思います。