働き方改革の担い手「キャリアコンサルタント」自分らしい生き方の支援者 の感想

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キャリアコンサルタントがどのような資格なのか？取得にはどんな知識やスキルを身につける必要があるのか？この資格の学習を通して、何ができるようになるのか？ といった疑問に答えてくれる本です。表紙にある働き方改革の担い手という副題は、国家資格化の背景にある国策を想起させるのと同時に、この資格の今後の方向性を指し示していると思いますが、なぜそうなのかは本文中、ほとんど触れられてはいません。むしろ、もう１つの副題である自分らしさを活かすための支援がキャリアコンサルタントの役割だという点は、本文中の現役コンサルタントのインタビューも含め、最初のページから最後のページまで、丹念に表現されています。そして、その表現から読み取れるのは、キャリアコンサルタントの支援とは一人ひとりの社会的、職業的自立の実現を目指すものであるということです。多様な働き方を認め合うことは、働き方改革の目指すゴールのひとつですが、だからこそ、キャリアコンサルタントがその担い手としてハマるのだということも、この本を読んでいくと理解できます。そのストーリーは、直に確認されてみてください。