池上彰の憲法入門 (ちくまプリマー新書) の感想

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タイトル池上彰の憲法入門 (ちくまプリマー新書)
発売日2013-10-09
製作者池上彰
販売元筑摩書房
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購入者の感想

 本書は、2005年11月に刊行された「憲法はむずかしくない」(ちくまプリマー新書)に大幅に加筆し、2013年10月に出版された新書です。

 「商品の説明」にあるように、そもそも憲法とは?という話に始まり、
日本国憲法制定の過程、日本国憲法の中身、9条・自衛隊について、憲法改正について etc、書かれています。

 スラスラ読めて分かりやすく、幅広いトピックについて知ることができるのが、本書の最大の魅力です。
 また、書き方も割と中立的なので、スタート地点としてもいいと思います。

 他レビューでも書かれていますが、現憲法の制定には、多くの日本人が関わっており、必ずしも「押しつけ」とは言いがたいものです。
 それに、現憲法でずっと政権運営してきたのに、突然「押しつけ、押しつけ」と言われましても。。。何を今さら、胡散臭い。(笑)
 感情を煽るのではなく、あくまで冷静に、内容そのものを見いていただきたいです。
(青木高夫「日本国憲法はどう生まれたか? 原典から読み解く日米交渉の舞台裏 (ディスカヴァー携書)」の巻末にGHQ草案1946年2月13日が掲載されてます。
 気になる方は、一度、日本国憲法と読み比べてみては?)

 前述のとおり、憲法関連のスタート地点としては良い本ですが、トピックの幅広さの割には、ボリューム不足感は否めません。
 また、下記のように難点もあるので「☆-1」させていただきました。
・ 世界的には、自衛隊は軍隊と見られていますが、軍として単独行動できるほどのスペックではないはずです。
・ P155の北朝鮮のミサイルが米国に向けて飛んだらという話ですが、日本上空での撃墜はおそらく不可能です。至近距離すぎませんか?

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